スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

9/21は。

ご近所のNさんに声をかけ、「そろそろ、山に行こうか~。」と言っていると、雨雲が。
昨日までカンカン照りだったのに、雨。

なんなんだ。

Nさんと予定を立てるとたいがい雨。

なんなんだ??

と、こういう具合に、完全に前回の記事をコピーして貼付けてしまったくらい
モンモンと過ごしていた先週一週間。

私達、お祓いに行った方がいいのではないかしら?いつ行く??

結局、ふて寝しちまいました。



ですが、今週の私は違います。

宮沢賢治の命日がやって参ります。

岩手に行って参ります。

では、、、そわそわ、そわそわ。
スポンサーサイト

イーハトーブ 安比高原~花巻

夜中に寝ずに出発し、遠く、岩手安比高原にまで行き、
目の前に素敵なゲレンデがあるというのにスキーをしない私。
ホテルから出た所がすぐにゲレンデという好条件の中、一度もそちらに降りる事は無く、
部屋の中からスキーヤーを眺めては、上手な人を見つけて喜んでいた私。
sukiba.jpg

できないんですよ。スキー。
急斜面を滑らなくてはいけない意味がわかりません。怖いです。

では、何をしていたかと言いますと、近くの牧場に行き、
火傷しないように気をつけながら、チーズフォンデュでお腹を満たしたり
uma.jpg
馬の歯茎を見て喜んだり、
nekuma.jpg wneko.jpg
猫に毛繕いをして貰い、発狂しそうなくらい萌えたり。
雪の上にウサギの足跡を探したり。
takubok.jpg


石川啄木に会いに行ったり。
「友がみな 我よりえらく見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ」
半分同感。

そんなこんなで楽しく過ごし一日は終わり、翌日。
朝になってみると、
(ああ、スノーシューを履いてお散歩くらいはしたかったかも、、)
なんてな事を考えつつ、その前にスノーシューを持って無いじゃん、と朝日を眺めつつ諦める。


appidensya.jpg
ここからは一人旅を決行。とっててとっててとっててと。
dennsinn.jpg

一人でレストランに入るのも怖い私が、単独で行動とはかなりの大冒険。
JR花輪線にて、いずれ北上川に流れ込む赤川沿いを盛岡方面へ。
akakawa.jpg

目的は、花巻。
宮沢賢治の生家へ。
賢治さんを訪ねる旅はこれでやっと4回目。まだ4回目。
花巻の生家跡訪問を自分への課題として残していたので、いい機会に恵まれました。

花巻駅到着。
sisiodori.jpg
鹿踊り。賢治ファンにはたまらないこの鹿。「鹿踊の始まり」

小雨振る中、敢えて徒歩にて生家へ向かう。
2回ほど建て直しているという事で、面影はありませんが。
jikka.jpg
(賢治さん、こんな所まで来てしまいごめんなさい。)と、
ストーカーまがいの自分を許してもらえるよう謝りながら、
図々しくも門扉の写真を撮らせてもらう。ごめんなさい。

そして、この場所から駅に向かう道を賢治と一緒に歩いているつもりでゆっくり散策してみた。

sannsakuro.jpg hanahasi.jpg
昭和9年に竣工されたこの橋。
亡くなったのが昭和8年なので、賢治は歩いた事はないのですが、当時の雰囲気は残っているだろうと撮影。
なるべくゆっくりゆっくり歩いて、童話に出てきそうな古い建物を見つけては喜んでみたり、
北上川方面の景色を眺めてみたりしながら
駅に到着。
駅の待合室に飛び交う全く聞き取れない花巻弁の中に身を置き、電車を待つ。
花巻弁は私の耳にはフランス語のように聞こえます。

そして、JR釜石線に乗り新花巻へ。
honsen.jpg
癖になりそうなくらいいい雰囲気のローカル線です。

新花巻での目的はここ。
yamaneko.jpg
これまた賢治ファンにはたまらない「山猫軒」。
残念ながら時間もなく、今回は系列は同じの駅前店に入ったのですが、
本当は宮沢賢治記念館側にある「山猫軒」の方が雰囲気があります。
で、地ビールと蕎麦で遅めのお昼ご飯。
biru.jpg

一人ご飯をしている状況にドキドキしながら20分でビールと蕎麦をかっ込み、
新幹線へ。
さすがにたった20分で空きっ腹にビールとあの量を胃に入れた為、
思わずリバースしてしまいそうになるが
もったいないのでしません。
日本には「もったいない」という素晴らしい言葉があります。
絶対に吐きません。


と、いうことで、あっという間の一人旅でしたが、
食事時間以外は意外に楽しめたのが新しい発見。
オニギリを持って放浪する分には一人でも大丈夫、いやむしろ、
楽しい事がわかり、今後クセになりそうな私です。


















そろそろ森が恋しい

一番いい季節に体調を崩し、台無しにしてしまいましたが、
こう毎日毎日大人しい療養生活を送っていては飽きてもくるという話で。

周りの人達はやれ、ジャングルで巨大ウナギを捕まえただの、
生きては戻れないかもしれないという険しい山に登っただの、
海外をハシゴして冒険しているだのと、
まあ、自分と他の人では体力も違えば住んでいる所も違うので、
比べてしまっても仕方ないし、かと言って、
では同じように出来るかと言われれば、
単独で冒険できる程の勇気は持ち合わせておらず、
せいぜい、近所を自転車で徘徊するくらいが関の山で。

usi.jpg

犬も歩けば棒に当たる、おばさんも漕げば牛に当たる。
近所で牛を発見して大興奮。わざわざマザー牧場に行かずとも牛が居た。
灯台下暗し。

多摩湖自転車道を少しだけかじるようなルートを作って、
おにぎりを持って近所の里山民家に行く事にした。

この季節、里山では稲刈りが行われていた。
かかしがお出迎え。
「又三郎」宮沢賢治ファンにはたまらないかかしだ。
胸がキュンとするね。
mata.jpg
あれ?なんだこれ。
ともだち。
tomo.jpg
金太郎に至っては、
体から生えたように見える熊がもはや生きていない。

kinn.jpg
ぐったりしている。

田んぼには刈り取られた稲が干され、
稲穂を垂れた古代米が刈り取りを待っていた。
wara.jpg kodai.jpg azemit.jpg

あぜ道の奥にどんどん進み、
カラス瓜がなっていないかと探し歩いてみた。
この辺りは湿地。谷地。
karas.jpg
目的のカラス瓜をカメラに収め、これ以上先に行く事は次回まで取っておく事にした。
tomb.jpg
この赤とんぼ、無防備にも私の指の上で食事をしていた。
とんぼの食事シーンは初めてだ。

すすきも一面に波打ち、すっかり秋も深まってきており、
susuki.jpg

カーディガンを着ていても少し肌寒いくらいの一日でした。
森に入ったのは一瞬で、まったくのひとりぼっちも一瞬だったけれど、
360度緑の中に身を置いたのは久しぶりだったので、
嬉しくもあり、健康のありがたさをあらためて実感したり。した。











三度目の岩手。

一度目は花巻、二度目は盛岡、三度目の今回は一ノ関。

宮沢賢治好きが興じて、とうとう三度目の岩手の地を踏んだ私。

宮沢賢治が見た風景を自分も見てみたいというのが最初の動機だったのだけれど、
花巻を訪ねて以来、病みつきになってしまった。
一年に一度春休み時期に賢治の縁の地を訪ねる事が私のささやかな楽しみになっている。

そういえば私には好きな芸能人や有名人は居るには居るのだけれど、
だからといって、コンサートやライブにわざわざ足を運ぶ程好きな人は居ない。

そんな私が、せっかく春の訪れた東京を離れ、まだまだ冬の居座る東北に向かっていくのだから、相当の思い入れがあるんだと、自分でも感じる。
「ほんとうのしあわせ」の価値観の基準が、自分と重なるせいであろうか、
それとも、賢治の作品を読んでいて、自然に擦り込まれたのであろうか?
まあ、どちらが先かはわからないけれど、とにもかくにも、今回もドリームランド「イーハトーブ」は輝いていました。

saisekikojyo.jpg


と、真面目な顔をして想いを語りつつ、挿入する写真は無気味な雰囲気がむんむんしていますが、
実はここ、here、賢治が晩年、命を削ってまで情熱を注いだ「東北砕石工場」跡地での一枚。

実際の写真を元に再現された人形が立ち並ぶ崖下。
リアリティの追求の為か雨ざらしになったマネキン達は少々風化が進んでいて、
私としてはその緩い管理に心をがっつり掴まれた。
いいぞ、岩手県。
賢さんは後方右から4人目。
さて、私はどこでしょう?

ちなみに賢さんの隣(右から三番目)は、「偶然居合わせた近所の魚屋」さんだそうだ。
いいぞ、岩手県。
なぜか、皆さん「ハイチーズ」(今はそんな事言わない?古い?)なのに、難しい顔をしているので、私も倣って難しい顔で写真に収まる。

一ノ関は平泉に近く、藤原氏や源義経に関する資料館や寺、神社が至る所に見られる。
今回は、芸術だけでなく、東北の政治や宗教についてもいろいろと知る事ができ、
バラエティに富んだ旅行になった。

実は今回、隠れテーマとして、東北の隠れキリシタンの痕跡も辿ってみたかったのだけれど、
とりあえず一カ所のみ、鍾乳洞に残るマリア像を見て、スケジュールの関係もあり断念。
と、いうよりも、そういったテーマを持って臨むならもう少し下調べと心構えも必要な気もしたしね。
軽い気持ちでは訪ねられません。

賢治さんの縁の地は実は東北に収まらず、東京にもたくさんあり、加えて関西方面にまでも及ぶので、まだまだ私の「賢さん旅行」の行き先に困る事は無さそうです。

無骨者による芸術の扱い

どうもこの頃テーマの重い本や映画を見始めて止まりません。
んで、んま~、現在は井伏鱒二の『黒い雨』をこの年になってやっと読み始めまして。。
学生の頃、授業で習っていたのでこの本の存在は知っていたのですが、題名からして広島の話っていうのは容易に想像できたので、意気地のない卑怯者の私はなんだか恐ろしいような気がして目を逸らし、ずっと手に取る事がありませんでした。それがたまたま本屋さんに同作者の『山椒魚』を探しに行ったのですが、小さな本屋のせいかそれが無く、代わりに『黒い雨』だけが置いてありました。
これも縁かな、、と思い、それを購入し読んでいるのですが、途中に『小学校の教科書に載っていた宮沢賢治の有名な詩が、戦争中に一部分書き換えられた。』というくだりがあり、驚きました。その掲載されていた賢治の詩は、過酷な農民の生活を描写したものだったそうですが、その詩の中の農民よりも過酷な状況を強いられていた戦争末期に、軍部により原稿に手を加えられていた事があったそうです。当時は反戦的な意見を持った人達が非国民と呼ばれ、政治犯として逮捕され、拷問、殺害される等、酷い世の中だったという事も学生時代に習った事です。当時の授業で、拷問の末殺害された小林多喜二の、紫に腫れ上がった顔面や体を撮った写真も目にしましたが、あまりのショックにしばらく食事も喉を通らなかったのを覚えています。。
当時の作家には表現の自由さえ無く、軍の顔色を窺いながらの活動だったようですが、宮沢賢治のような戦前の尊い作品にまで手を加えられていくような時代とは、いったいどんな意味があったのでしょう。 
なんてな事を、昨夜、電車に揺られながら、スキャンティの見えそうで見えない思わせぶりなミニスカートを履いて、カバンに舶来のスポンジのキャラクターのぬいぐるみを付け、カラーリングで痛んだ髪を抜きながら床にぽいぽい捨てつつ、携帯電話で『だぁ~か~ら~ん』などと甘えた声で話している婦女子の前に座りつつ考えたのでした。
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。