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犬がちょっぴり苦手な理由

今日、仕事場の休憩所で、たまたま隣に居合わせたおじさんが、突然に話かけてきた。

『ぼくはドーベルマンを飼っていてねー。』

え、、?あ、はい、、。
何の事だかは理解できるが、何故突然に私にドーベルマンの話なのだ??
しかしながら、まあ、これも何かのご縁、お話を伺いましょうと、体勢を整えた。
どうやら話を聞いていると、ドーベルマンがこの方に対して忠実である事が彼の自慢らしく、帰宅するとすでに玄関で待ち構え、「お勤めご苦労さんです!」と、言わんばかりに必ずお出迎えに来るだとか、あとは忘れてしまったが、とにかく奥方や子供達のような減らず口を叩く事無く、とにかく忠実なのが可愛くて仕方ないと言う。
極めつけに「散歩に言ってもぼくの言う事を良く聞くから、リードは付けずに放し飼いなんだよ。」とさも嬉しそうに話してくれた。

飼い主は嬉しいだろうが、それにしても、、
ドーベルマンの放し飼いだけは、止めて下さい。
少なくとも、ウチの近所では止めて下さい。。

小型犬ならなんとか触れるのだが、大型犬には近寄る事すらできない私。
ましてやドーベルマンがリード無しで一人歩きなぞしているのを見てしまったら、
蛇ににらまれたカエルちゃんのように、固まってしまうだろう。
それとも死んだフリをしようか、。
とにかく、犬はちょっぴり苦手なのである。

ここのところ、近所では小型犬を連れている人が周りにおり、触れる機会もあるのだけれど、やはりぎこちない自分が居る。
そこで、漠然と苦手意識を持っていても、お犬に申し訳ないので、理由をここに並べてみる事にした。

その1、
小学4年生のとき、近所のみーちゃんの家で飼っていた雑種の中型犬「プティ」が、私達仲間の人気者だった。プティの散歩が私達のブームになり、誰がリードを持つかで争う事さえあった。この頃はまだ犬は可愛いと思っていたようである。
ある日、プティの「お手」を見ようと、犬小屋に寄り集まり、頭を撫でたり、お手をさせて遊んでいた所、突然にプティが豹変。
親友のりっちゃんの腕に噛み付き、りっちゃんは錯乱、楽しかったはずのお手の会が、あっという間に血の惨事に、。
間近で目撃してしまった私は、ちょっぴり犬が恐くなる。
ちなみにプティの食事は、「みそ汁ぶっかけご飯」だった。

その2、
中学2年生の初夏。授業中、教室内でおかしな匂いがした。
翌日、匂いはさらに強くなり、吐き気を催す者も出てきた。(ま、自分なんですけど。)
翌々日、悪臭はもはや先生達も耐えかねる程に強烈になり、木造平屋建ての校舎の、
隅から隅まで臭いを確認する事が出来るまでになった。
この日はさすがに全員授業中にタオルを口に当て、臭いを防いでいた。
ずっと手で押さえているのもおっくうなので、それぞれが口にタオルを巻き始めると、
穏やかな田舎の中学校が、学生運動さながらの光景になっていた。
これはおかしい、と、やっとの事腰を上げた先生達が、校舎を調べてみたが、何も見つからない。しばらく探すうちに、最も臭いの強烈な場所は音楽室の下ではないか、という事になった。床下を懐中電灯で外のブロックの穴から覗いてみると、大きな白い物体がある。これはなんだ、、と言う事で、いよいよ音楽室の床をはがす事になった。
木造ならではの大事業である。
そして、先生が床をはがし、恐る恐る野次馬生徒も一緒になって見てみると。。。
半分白骨化した巨大な白い犬の死骸が。。。
誰もがその光景におののき、死骸の処置に躊躇していた時、ただ一人、勇気と誠実と愛を持ち合わせていた春野先生が、床下に行き、犬を拾ってくれた。
しかし、その後ひと月程は臭いが消えず、さすがの春野先生も、その光景を思い出しては吐き気を催してしまったのである。
生き物は、死んだら腐る事を知りました。

その3、
時期は遡りますが、またも小学4年生の頃、プティが豹変する直前、我が家にも子犬がやってきました。父がどこからか貰ってきたのか、拾ってきたのかわかりませんが、まだ子供だった自分は、まさかこの子犬が大きくなるなんて想像は出来なかったらしく、母親に頼み込んで飼う事になったのである。蛇足ですがこの時期、我が家にはネコが18匹、地鶏多数羽、そしてこの子犬、命名「ゴン」が加わり、想像を絶する程のエサ代がかかっていたようである。あ、ゴンのエサは「みそ汁ぶっかけごはん」だった、、。
最初は室内で飼っていたゴン、一年も経たない内に大きくなり、犬小屋を建てる事に。
それからはどんなに天気が悪くても、必ず一日二回の散歩に行き、生き物を飼う事の責任の重さと、事の重大さにやっと気がついた私であったが、今思えば、当時は放し飼いは当たり前だったので、それに漏れず、ゴンも放し飼いだった。たまに遠出をして、マジックで眉毛を書かれて帰って来た事もしばしば、。それなのに何故わざわざ散歩に行っていたのだろう?と不可解であります、。
そんな状況でしたから、まだ精神的に未発達だった私は、だんだんとゴンの散歩が煩わしくなり、しまいにはゴンを可愛いと思えなくなってきたのです。
それでも月日は流れ、散歩もゴンにグイグイ引っ張られるだけの険悪な散歩に成り果て、ゴンとの関係は冷えきってしまったのでした。
そんな風に過ごしつつ私は高校を卒業し、状況したワケですが、ゴンはまだ健在で、正月などに実家に帰ると、申し訳無さそうな目をして、居間にのそのそと上がり込んでは、母に叱られていたのでした。
ある年、母からの電話で、ゴンの死亡が伝えられた時、私は大変に後悔をしました。
もっと優しく、ちゃんと可愛がってあげれば良かった。。と。
ゴンはあの日の子犬のままではなく、ちゃんと大きくなって、そして死んだのでした。

最後の話は、自分のゴンに対する罪悪感の話ですが、もしかすると、罪悪感から目を背けたいが為に、犬を苦手だと思い、遠ざけてしまっているのかもしれません。
いろいろな理由が重なって、私は犬が苦手なようです。

最後に一期一会のおじさんへ申し上げます。
我ながら勝手な話ではありますが、そういう事ですので、ドーベルマンのみならず、
犬には必ずリードを付けてから散歩をして下さい。
何とぞよろしくお願いいたします。


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久しぶりの(私の中の)大ヒット曲。おしりかじり虫。

近頃はあまり音楽を聴かなくなってしまっている私ですが、
童謡はやはり美しく、耳にすると穏やかな気持ちになる。
特に「みんなのうた」などで紹介される曲は、なんともシンプルで美しい曲が多く、
毎日、番組を楽しみにしているのであります。

そんな私の耳に、ある日飛び込んできた電子音声の珍妙なメロディ。。。

「おしりかじりむしぃ~~~~、おしりかじりむしぃ~~~~」

私の最も苦手とする、電子音楽の軽薄なビートに乗って、電気的に加工された声で
「おしりかじりむし~」と延々とうたっているアイツ。。
歌い手の名は、おしりかじり虫。。。

所謂、詠み人知らずといった趣向で発表されているのかと思いきや、「うるまでるび」というユニットによるものだという。あまり馴染みの無い名前だが、今、一番好きな曲になってしまった。。。
おしりかじり虫には、現代への風刺がたっぷりつまっている。
ただものではない気配が、その名からも滲み出ている。

これを聴く子供達よ。
おしりかじり虫を、ただのおしりをかじっている木偶の坊と勘違いするな。
あいつは底知れぬ知性と教養と思想を持って、しりをかじっているのだ。

あなどるなかれ、おしりかじり虫。。。

おしりかじり虫スケジュール http://www.urumadelvi.jp/gallery/kajiri.html

自分の名前で出ています。

そこのあなた。
自分の名前でインターネット検索した事はございますか?
同姓同名の人がこの世の中に居て、全く違う事をして生きているのを知るのも
なかなかに面白いものです。

この私もまた、インターネットという文明の利器に関わる機会に恵まれ、自分のHPを開設してしばらく経った頃に、ネットの効果を見る為、『桜井りこ』を検索してみました。

ふむふむ、なかなかにいかがわしい事に向いている名前らしく、
何人かの桜井りこちゃんが存在しているが、お金を貰っては、裸で知らない男性とお風呂に入ったり、どんな内容かは知る由もないが、『健康』という意味の外来語の職種であったり、水辺でもないのに水着を着ては、カーレース場で傘を差して立たなければいけないという、みなさん苦労人ばかりのようです。
こんな私もまた、堅気の人々が飲めよ騒げよの宴会を催している時間に、すごすごと座の中央に引き出され、マイクを握りしめ歌っているという、因果な商売に従事ている次第でございますが。。。

ある日、「健康」の為に働いていた桜井りこちゃんと、傘を差す事に青春を捧げたであろう桜井りこちゃんが、検索から消えてしまった。
これはどうした事かと思ってはみたが、それぞれの人生、グッドラック、という事で、受け流す事にした。そしてその後新たに、社会に「健康」の光を広げようというりこちゃんが出てきたようなので、頑張ってほしいと思った。

しかし、何気にいかがわしい事が発覚した自分の名前、どうも腑に落ちない。
そこで、仲のいい女子の名前で検索してみる事にした。
君らの名前は果たしてどうだい?

その結果、交通指導員、チェロ奏者、大腸肛門病学会の関係者、童話作家、心臓病研究者、政治家、、と、まあ、こんな具合で、皆さんなかなかに勉強なさっている印象を受ける職種ばかり。

確かに、桜井りこ、軽薄な名前である。
あげくの果てには、いかがわしいサイトで何を勘違いしたのか、私のブログが紹介されていたりする。腹立たしい限りである。
それに引っかかって来る男子は、なんだこれ?と、さぞかしガッカリする事であろう。
人様のブログを勝手に利用する薄汚いサルめ、地獄へ堕ちろ。

しかしながら、こんな事ならやっぱり、「おていちゃん」とか、「おせんちゃん」とか、古風な奥ゆかしい名前を名乗れば良かったと、またも後悔は募るばかりである。

「食い放題」の場所に不似合いな女

少食なんです。
え??いえいえ、そんなでもないんですが、まあ、少食とは言っても、すぐにお腹が空いてしまい、よく行き倒れ寸前にまでなる事はあるんですけどね。

え?「外でですか?』って?
いえ、外出先では流石にそんな事にならないように、気を付けてはいるんですけど、家の中でですよ、はい。行き倒れになっても死活問題にならないような安全な場所でないと、そんな大胆な事はできません。家でです、家で。そんなー、外で倒れちゃったら死んじゃうじゃないですか、あはは、冗談きついなー、ほんと。

で、先日、よくある「寿司焼き肉食い放題」って店に行って来たんですよ。
ちょっと冒険心?といいますか、ちょいとしたお祝いの日でもあり、もっと言うと、大それたご馳走を作れないからなんですけどね。あはは、ほんと、冒険心の代わりに料理への研究心が勝っていれば良かったんですけど、おほほ。

ちょっと、本当の事を知らないくせに笑い過ぎですよ。失敬な。
言葉の表面だけを受け取って、他人を判断してるから、あなたはいつまでも、、
まあ、これ以上言ったって仕方ないですから、いいですけど。

で、ですね、休日という事もあってか、外にまで並んで待っている人が大勢居て、、
ほんとにすごい人気ですねー、あの食い放題業界ってのは。
日本は本当に膿んでますね。
「食い放題」、下品な言葉じゃありませんか、実際。
まあ、その下品な言葉の繁栄に加担している私もまた下品な人間なんですけれど、って、
あ、ほら、また笑った。笑わそうとして言ってるんですけど、笑われたらカチンときますよ、ほんと、空気読んで下さい。

まあ、ちょっと言い過ぎましたけど、、あんまり「待つ」ってのが好きじゃない私は、なんとかして自分を励まそうとしてですね、ウォッチングしてた訳ですよ。
何を?って、ウォッチングって言ったら人間ウォッチングでしょ、
しかし鈍いなー、話になんない。
         
でね、見ていると面白いもので、いかにも『食いそう』な人達でひしめき合ってるんですよ、確実にオシャレなレストランとかで見るウェイテイング、あ、「待つ」って意味ね、の雰囲気とは異なる空間が広がってるんです。

「あと何組帰ればオレの番だ?」と、まだ、ものの5分も経たないウチに店内の番号表を見に、出たり入ったりする落ち着きの無いおじさんが居るかと思えば、もう十分に夕食は家で済ませて来たんじゃないの?っていうくらい、一見満腹な家族でしょ、あと、入り口の天井にぶつかるもんだから、屈まないと入れないくらいに大きくなった青年の団体とか、あとは、この混雑してる日に、「20人で食べに来た」ってな、やる気満々の中高生。

どこから集まってきたの?って言うくらい、いかにも大喰らいって感じの人達がひしめき合って、お腹を空かせて血眼になっている真ん中で、ポツンと少食の私が座って居る訳ですよー。ここに来て自分は、この場所にとって異種類の人間だって事に気がついたんですけどね。   
で、30分くらい待ったかな~?もっとかな~?とにかく入れたんで、「よし、私も今日は大喰らいに変身だ!」と意を決して、ひしめき合うビュッフェコーナーに突入したんだけど、自分はお寿司4つとお肉一皿くらいがまずは妥当かな、あ、あと、エビフライ、エビフライは大好きだから、つい乗せちゃったんだけど、やっぱり気後れしちゃったから、それ以上取るのも遠慮して、とりあえずそれ持ってテーブルに帰ったの。
もし、足んなかったらおかわりすりゃいいじゃん?ね?残すよりか良心的じゃん?ね?

でさー、最初はバクバク食べられたから、こりゃ今日はいけるかも?と思って、調子良く食べてたんだけど、やっぱり、普段から胃が小さいもんだから、すぐにお腹いっぱいになっちゃってさー、結局楽しみにしてたエビフライも、チビチビ食べるはめになっちゃって。。ああ、思い出しただけでも、、。お、、おえぇ、、。

ちょ!やめてよ、お腹いっぱいの事思い出してんのに「ケーキとか食べた?」なんて!
食べれる訳ないじゃんー!ケーキなんか!お、おえぇ、。
ま、シャーベットは食べたけどね。だって、せっかく食い放題なんだから、もったいないじゃん。パイナップルシャーベットと、メロンとパイナップル食べた。
どんだけパイナップル好きよ!っちゅー話よねー、ははっ。

だから、ケーキは食べないって!しつっこいなぁ、。
あ、まあ、そんなに怒る事も無いか、ごめんごめん、めんご。なんつって。

うん、だけど、デザートは別腹だから、満足したけどね。うん。
結局、最初っからパイナップル食べときゃ良かったっちゅう話でもあるんだけど。
うん。
で、食べた戦利品の残骸、あ、お皿の数ね、重ねて見たんだけど、あまりの皿の低さにビックリしたわよー。
他のテーブルの人達とは比べ物になんないくらい。
「だったら食い放題来ないでよ」って、目の色変えて待ってる人達に
叱られそうなくらい少ないの。
自分でビックリしちゃったわよー。ほんと。

え?オチ?
この話のオチは何かって?
うん、特にこれと言って無いよ。






「バカ」が付くほど楽しかったのよ

昨日は、先日告知してあった浅草『ちゃま』にての昭和歌謡ライブでありました。
まず、いろんな方々にお礼を、、。
来店していただいた皆様、宣伝によって来店して下さった方々、お馴染みの地元の方々、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、昨日のライブが完成したのだと、心から思っております。

そして、バンドのみなさん、私の仕切りに不備な点もありましたが、みなさんの助力を得てのびのびと歌う事ができました。
本当にありがとうございました。

それから、ゲスト参加してくれた、のんちゃん(下ごしらえから協力してくれたのも重ねてお礼を、。)、かずちゃん、ショウダイさん、お店の常連のミュージシャンの方々、本当にありがとうございました。
お馴染みのみなさんとジョイントできて楽しかったです。


そして、ちゃまさん、お店の関係者の方々、今回は私の妄想から発したちょっと特殊な企画だったので、不安もあったかと思いますが、協力して頂いて本当にありがとうございました。

とにかく昨夜は周りの方々のおかげで、企画は大盛況に幕を閉じ、久しぶりにやんちゃな自分に戻り、大はしゃぎできた夜でした。本当に幸せな夜でした。本当に「バカ」が付く程楽しかったんです。
それにしても、キャパに対するあまりの混雑に、店内が酸欠状態になってしまい、気分が悪くなった方がちらほら、、どんなにか大変だったかと思います、。この場でお詫び申し上げます。

それから、、最後に、共に歌ったカヨへ。
愛してるよ。
あんたが居るから私は歌ってられるらしい。
今度、眼球を舐めさせてくれ。

本当に楽しかった。

チェリーの記憶

小学2年生くらいの頃、市の展覧会に出品する為の詩を、授業で書く事になった私は、
「お母さん」というお題を選んで書く事にした。

私の母は、明るくて芯の強い人であったが、放蕩親父に捕まったのが運の尽き、
若いうちから貧しく、苦労に満ちた生活を強いられていた。
そんな母にとって、私達兄妹は唯一の宝物であり、生きる希望だったそうだ。
毎日酔って帰っては、母に暴力を振るう父も哀れな人であったが、それにじっと耐え、
決して私達に八つ当たりなどせず、じっと独り我慢して、私達を守り育ててくれた母は、今でも尊敬に値する素晴らしい人だと思う。

そんな母なものでしたから、詩を書くにあたって、その母に対する自分の愛情を表現するのはとても簡単な事であった。日常の母との生活、それ自体が愛情を注がれている子供の詩として成り立つからである。

子供だった私は、何の飾り気も無い素直な言葉でつらつらと詩を書いていった。
今思えばそれは詩ではなく、作文のような物に近かったかもしれない。
私は生活にまみれた母の匂いが大好きだった。
詩の最後にその事を書き連ねようとして、はたと鉛筆が止まった。

この匂いを何と書けばいいのだろう。。。
お母さんの匂い=優しい匂い。。。
だけど、ただ『お母さんはいい匂い』と書いたのでは芸が無い、と幼い私は考えたのである。(実にイヤな子供だ。芸が無いなんてな事を考えるなどと、こまっしゃくれもいいとこだ。)
そこで私は、優しい=さくらんぼとイメージした。
「さくらんぼ」「チェリー」という言葉の響きはなんとなく優しくて、果実それ自体も丸みを帯びて可愛らしく、母のイメージにピッタリなような気がしたからである。

「お母さんはチェリーの匂い」

詩の最後を、その言葉で締めくくった。
しかし、私は、それを提出してから後、ひどい罪悪感に苛まれたのである。

(ウソを書いてしまった。。。)という理由で。

もちろん優しい母とは言え、人体からチェリーの香りなどするはずもなく、
当時の私は、「比喩表現」なんて気の効いた手法があるなんて、露ほども知らず、
自分の使った比喩表現を「嘘」と思ってしまったのである。

それから毎日、詩の話題になると罪悪感が首をもたげ、いつ先生に『りっちゃんはウソを書きましたね!』と叱られるのではないかとびくびくしながら過ごしていた。
そして、市の展覧会が終わり、ほっとしていたところ、あろう事か、県展に出展という事態が起きてしまった。。
市の展覧会レベルではたいして目立つ事も無いが、県展にまで出展するとなると、
これはみんなの注目を集めざるを得ない。。
私はウソを書いてまでして栄誉など欲しくはなく、ただただ、ウソ付きの自分の醜い姿が露呈してしまう事が恐ろしかった。
実際、そんな事になってからは、クラスメイトの中に『チェリーの匂いらあするわけないやん!』と、言う子も居たりした。(強気の私は表面上は相手をねじ伏せたが、内心は早くこの事を忘れてしまいたかった。)
そんなこんなで、悪夢のような県展も終わり、やっと手元に戻った自分の作品をぶら下げ、(こんなウソは二度と書かないようにしよう、、)と、しょんぼりしながら家に帰った。

夜、母にそれを見せ、『チェリーの匂いらあせんけどねー。』と、先手を打って母に正直に話したところ、母はただ「上手やね。」と、嬉しそうに笑っていた。

梅雨に入るこの季節、果物屋の店先でさくらんぼを目にすると、
この思い出が甘酸っぱく胸に満ちるのです。

薄桃色の空の下

意地の悪い電気信号の言いなりに
傷つけてやろうと投げつけた 取り返しのつかない言葉を悔やんでは
何度も寝返りを打つ

くすぶる悪意を体の端まで蓄えて
布団ごとジリジリと焼き尽くす

今頃 君は怒っているだろうか

朝が帰って来た頃に 忙しく働き始めた鳥達を
カーテンの裾から盗み見る

今頃 君は傷付いているだろうか

露を散りばめた冷たい空気の固まりを 
部屋の中へとかき集め
悪意を外に追い出した

薄桃色の空の下
冷えた体に 溜息漏れた

今頃 君は眠れているだろうか

中年の中年による中年の為のロック

近頃お付き合いをさせてもらっている『ゴメス』のライブに行って参りました。
ボーカルのひさえ姉ちゃんの人柄に惚れて、すっかりなついている私。
ギターのオサム君も仲良くしてもらっているので、まだ出会ってから日が浅いとは言え、何年もかまって貰っているような気になってすっかり妹気分。

普段は穏やかなメンバーが飛んだり叫んだり、中年というのもはばかられるくらいのエネルギッシュなライブに、またしても興奮してしまった訳でありますが、ふと気がついた事がある。

このライブハウスは椅子が設置されており、私はロックライブとは言え『座れるものなら座りたい』という腐った根性の持ち主なので、当然の如く座ってテレビでも見ているようなリラックスぶりを発揮していたのでありますが、右斜め前方がどうしても気になって仕方が無い。

中年と実年の間にさしかかっているくらいに見受けられる男性が、
座ったままヘッドバンキングをしているのである。
大変に嬉しそうで、本当に楽しそうに、ヘッドバンキング。
足をバタバタ、頭をブンブン。座ったまま。
もうそれだけ動いていれば、立った方が楽なんじゃないかと思えるくらいの
はしゃぎっぷり。
よく見ると、他にも似たような人がちらほら。。

わたくしはと言うと、ステージとおじさんを見る為に、
それはせわしなく、眼球をぐるぐる動かしていたのでした。
眼球ローリング。

ちなみに本日、6月9日、ロックの日。
兄の結婚記念日であります。おめでとう~。

反抗期かしら?

まあ、他人の家の猫の話など、たいして面白くも無いかとは思いますが、
少しだけ聞いて下さいますか?
この頃この子、反抗期なのかしら?と思うんです。
何かを訴えたい時は上手に鳴いてみるので、意思の疎通はそれなりに取れていると思うのですが、、。

そんなこんなで仲良しなのでいつも一緒に寝る私達。
それが昨日の朝は珍しく枕元に座り込んで、じっと私を見ていました。

何も言わず、無表情で、じっと座っています。
私が目を閉じた瞬間。。。
あの子ったらひねりを加えながら、唇に噛み付きました。。
ひねりを加えたら、唇はちぎれてしまうじゃないのよー、と、思った私は、
猫の喧嘩の時の声を出し、猫パンチを加えて、威嚇しました。
これではまるで、池乃めだかです。
そして本格的にしばらく喧嘩を続けた私は、大人げないような気がして毛布を被り
寝てしまう事にしました。
ミミズ腫れしていく唇のしびれを噛み締めながら。
子育てって、予測ができない事が起こるのですね。

07-06-08_07-53.jpg

RITAとCANDYのお祭りです。

その昔、一世を風靡したという伝説は聞いた事もありませんが、
昔々、川崎KENTOSというオールディーズのライブハウスがありました。
そこで出会った自由人の二人が、14年ぶりに再結成しますのよ。おほほ。
その二人の名は、リタちゃんとキャンディーちゃん。。。。

口にするのも恥ずかしい。
コテコテのモンゴリアンの風貌のくせに、何がリタだ、何がキャンディーだ。
もはや気が触れている。厚顔無恥も甚だしい。

6/16日 浅草『ちゃま』(03-5828-6333)
(浅草ビューホテルの裏あたり)
1ステージ 夜7時30分~(2回目、8:40~、3回目、9:50~)
チャージ5000円(仕出し弁当、焼酎ウイスキー飲み放題料金含む所謂ポッキリ型。)
P 黒岩典英、 G 杉原英樹、 B 大久保輝幸、 Dr 二神こうじ
Vo リタとキャンディ

コンセプトは『THE 昭和歌謡』。
曲目リスト
『恋のバカンス』『ふりむかないで』『ラストダンスは私に』『コーヒールンバ』
『ナオミの夢は夜開く』『東京ブギウギ』
『Won't be long』。。。。。
ん???ウォンビーロング???昭和歌謡ではないじゃないか。。
これはマスターのちゃまさんが歌います。どうやらちゃまさんも自由人らしいです。

そんなこんなでコンセプトが明確であるにも関わらず、雑多な雰囲気になってしまう予感プンプンのこのライブ、結局は『踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃそんそん。』という愉快なコンセプトになっているようです。
いろんな方々の助力を得て実現しているライブ、楽しければええじゃないか。

厚顔無恥ついでに、恥の上塗りでもしちまおうかいという事で、二人してお揃いのマイクロミニのワンピースで登場します。他じゃ見れません。
怖いもの見たさに弱い方、必見。
怖いか痛いか可愛いか、判断できるのは、当日見た人のみ。

さあ、浅草まで来たくなっているそこのあなた、もう一度よく考え直して下さい。

それにしてもわたくし、何故、リタなどという名を名乗っていたのでしょう。
一生付きまとう入れ墨をしてしまったような後悔と無念が体中を満たします。
未だに当時の知り合った人達には『リタちゃん』と呼ばれているのです。
こんな事なら老後にも通用する『おセンちゃん』とか、『おテイちゃん』とか、
そういった奥ゆかしい名前を使っていれば良かった。

ちなみにキャンディーとは誰か?
臼井かよです。

後悔先に立たず。
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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