スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

天狗岳 敗退

月曜日から降り続いた雪で、八ヶ岳はもっさもさ。
仲間から八ヶ岳敗退情報がいくつか入ってきている。
ラッセルだなぁ、、。こりゃ。



元々「前乗りついでにどこか登れそうなら登ろう」という話だったので、
少し早めに出発するも、この曇天では気が乗らない。。

kusahirobuskawakami201302.jpg

今日一発が本番としてだったら頑張りますが、
明日の為に体力を温存しておきたいのです。
今日はのんびりやり過ごしましょう、と言っていると、あら、キツネ。

kitunekawakami201302.jpg

内地でこんなにハッキリとキツネを見たのは初めてなので大興奮。
福島で見た時は夜だったのでよく見えなかったが、
これは嬉しいハプニング。

そして、この雪では林道も危なく、
予定を建て直すべくミーティング。
しっかり除雪のされている稲子湯に滑り込み。

明日は晴れますように。。。

inagoyutengu201302.jpg

翌朝。標高1500m付近の気温、マイナス16度。
山頂付近の風速予報は20m。
今日は風と低温がネックですね。

tenkitengu201302.jpg

6時55分スタート。

moritengu201302.jpg


どうやら前日にしらびそ小屋に泊まったパーティが居るようで、
トレースがあります。これはありがたい。。

teresuaritengu201302.jpg

私はいつものごとくスノーシュー。
装備が他の人と違うと、もちろんペースも違ってきます。
スタートがちと遅かったのに加えて、
自分はメンバーより確実にペースは遅いはずなので、
休憩は写真を撮るくらいで、ひたすら黙々と歩き続けます。
本気出してます。ナメてません。

なんとしてもピークを踏むんだ。
と、それの為に体力を無駄使いしないように気をつけながら。。。

kagetengu201302.jpg

ひたすら歩く。

sirabisotikakutengu201302.jpg

あ、誰かの足跡。 

asiatotengu201302.jpg

肉球フェチにはたまりません。

そして、8時45分、しらびそ小屋到着。
いいペースなんじゃない??

midoriiketengu201302.jpg

恐らくここはみどり池の水面なのですが、
もちろん凍っています。

midoriike201302.jpg

ここまではどうやらつぼ足でも大丈夫だったようですが、
ここからは雪が深くなってきましたので
やはりスノーシューは脱げません。

さて、コーヒータイムは後回しにして、上を目指しましょう。



2100mあたりで先行のパーティに追いつき、
連れ立って歩く形になりますが、
これはまた結構なラッセルです。。

rasserutengu201302.jpg


なかなか先に進めず、時間ばかりが過ぎて行きます。。

傾斜がきつくなり、夏道では岩場になるあたりからは
条件によっては雪崩れる地形なので、
あまりモタモタしたくは無いのですが、
一歩踏み出してはずるっと滑るので、ピッケルでしっかり雪をとらえながら
山肌にしがみついて少しづつやっと登って行く感じです。

もくもくと登って行くうちに(とりあえずピークは無理としても
中山峠までは行くぞ!)と燃えていたのですが、
下の方から「もう下りようー!」との声が。

ここから先はスキーでは面倒なそうで、
途中で待っていてくれるという事になり
一人でも「もう少し頑張る。」と、
ガッツを出してはいたものの、。

この状況で仮に落ちてしまい、
後々迷惑をかける羽目になったのでは最悪だ、、

でも、あと少しなんだ、頑張れば行けそうだし、、、

と、判断を迷っていると、
黒い雲が西からどんどん流れ始め東天狗に覆い被さってきた。
上は相当風が強いな。。

、、、苦渋の決断。。
「下ります。。」。。敗退宣言。。

ああ、、もう、あと稜線まで20mも無いのに。。
そこに見えているのに。。
悔しさが体中を駆け巡ります。。。


11時35分、ここで引き返し。

haitaitengu201302.jpg

ここはまたピッケルと木を掴んでゆっくり下ります。


下でテラスを作ってくれていたので、そこで休憩。

悔しさは苛立ちに変わり、
「とんだチキン野郎だ!」と、自分をなじりますが、
いつまでも引きずっていては面白くありません。

とりあえず腹も減ったし、食って仕切り直しだ、と、両手にパンです。

wpantengu201302.jpg

稲子岳南壁と、西上州の山々を眺めながら。

腹が満たされてくると、自分がチキンだった事が
むしろ賢明だったのでは、、と冷静に思えるようになり、
そういや昨日、何も知らない母親から「どこかで遭難してないかね?」
とメールが入っていた事を思い出したりして、
(ナイス、チキン野郎、、)と、自分を褒めてみたりした。


今の実力を思い知らねばならない場面だったのです。


そう割り切ってしまうとなんだか清々しいぜっ!
と、しみじみ思いながら下山開始、しらびそ小屋に戻りまして、
行きにスルーしたドリップコーヒーを飲みます。ああ、、美味いねぇ。。

sirabisotengu201302.jpg


そして、ゆっくりゆっくり15時20分下山。

先ほど一緒になったグループの中で、山頂に向かった人達も無事下山。

結局、強風とタイムアウトの為にピーク目前、50mの所で敗退したそうな。

そこまで行って敗退の決断をするのも、さぞ勿体なかっただろうな、、と、
思いながら、むしろ、そこで諦めるのもまたかっこいいような気がし。

もしかしたらすぐにリベンジするのかもしれないしね。
いやぁ、、余裕があるなぁ、、。
自分にも、、、そんな余裕が必要だなぁ〜。。と、再び反省。





帰りの空はとても美しく、

yuguretengu201302.jpg

私をフッたあんちきしょうは?、、、と振り向くと、
冬型の雲とラブラブでありました。

tenguhurare201302.jpg




































スポンサーサイト

本仁田山 本当のリベンジ

平地で雪が降るとソワソワし始める私。
翌日の予報は晴れ時々曇り。
せっせとザックに荷物を詰め、準備をしておく。

朝。
昨日、かなり久しぶりにクライミングをしたため
バキバキになった体にムチを打ち、
早起き。

ベランダから奥多摩方面を観察しますも、山々は雲の中に隠れており、
テンションは今ひとつ上がりませんが、、、。
とりあえず行ってみるか。。

本日の目的は、かつて敗退し辛酸を舐めた「本仁田山」。

その後、雪が溶けてからリベンジを果たしましたが(リベンジ本仁田山)
それでは本当のリベンジでは無いのだと
心のどこかで引っかかっておりまして。。。。

前回の雪の日は綿パンに夏靴で入った為(本当にこれはダメです。。)
足が軽凍傷になってしまいましたが
今回はちゃんと冬靴。
装備も揃ってきて、幅も広がりましたのでしっかり歩けると思い、
再度取り付く事に。





8時55分スタート。今回も単独です。
何となくガスが薄くなってきたが、gusnonakhonita2201302.jpg

目的地方面はまだこんな感じ。gusnonahonita201302.jpg

そもそもこの山に関しては、展望などは期待していないのでいいのです。
欲しいのは雪道。。。ふふ。


正法院の登り口よりもこちらの方が好き。

kumanojihonita201302.jpg

熊野神社から入ります。気温9度。暑い。。。

登り始めは雪はありませんが、600mあたりからちらほらと。
ですが、予想以上に雪は少ないです。
敗退した時は、どうやら麓から雪があったようなのですが、。
ちょっと拍子抜け。
気温が高いので、気の枝に乗っている雪が溶けて
ぱしゃぱしゃと落ちてきます。

ussurahonita201302.jpg

大根の山の神。 onenoyamanohonita201302.jpg 9時40分。

yukihonita201302.jpg

ここからは川苔山との分岐、本仁田山本面へ。

bunkihonita201302.jpg

振り向くと光の棒が林に差し込んでいるのが見えます。

sugibayahonita201302.jpg

こういう光景を見ると、八百万の神が本当に居るような気がします。

自然林に入る頃には青空が見えてきました。

koten201302.jpg

カメラを暖めるカイロを仕込み忘れたので、バッテリーが心配。
胸に入れておいたらレンズが曇ってしまいまして。。あーあ。。

renzgahonita201302.jpg

そして、ここはわたくしの好きな場所。。

jibunhonita201302.jpg

。。。なぜだろう。。ここ、好きだなぁ。。

そして、ここからの尾根には雪がしっかりとついております。
欲しかったのはこれこれ。  ここで気温3度。

onehonita201302.jpg

向こうには川苔山も見え。 kawanorihonita201302.jpg

そして、ここからが少し急な坂。
以前はここを登りきった時点で足の感覚が無いのと疲労とで
気持ちが萎えてしまい敗退したのです。
これより急な坂はいくらでもあるのですが、
あの頃の私にはとても大変でした。。
懐かしいなぁ〜、、ほいっほいっ。。

kyusakahonita201302.jpg

そして、11時25分。ピークに到着。
汗で髪の毛はびしょ濡れです。。

peakhonita201302.jpg 1225m。気温0度。わーい。

実はここまで、一つだけ先行者の足跡があったのですが、
その足跡の主にご挨拶。

「まさか、こんな日にこのマイナーな山をチョイスする方がいらしたとは
ビックリしました。てっきり途中で川苔の方に行かれるかと思ったんですが。」と話すと、
「実はこんな山が有る事を知らなかったんですよ。」とおじさん。

どうやら山のライブカメラで知ったらしく、
「川苔山のついでの山」くらいの認識だったそうです。
確かに。

tenbonasihonita201302.jpg

だって、ガスってなかったとしても頂上からの展望はそんなに。。。
鷹ノ巣山方面は木々の間からやっと見えたり。
あ、雲海、ラッキー。

unkaihonita201302.jpg



そして、しばし地図を見ながらここもいい、あそこもいいと話をし、
盛り上がってきましたが、
自分はこの後に約束が有るので先に下山する事に。

戻り道はすっかりガス。
登りでは手袋もしていなかったのだけれど、
さすがに体も若干冷えており、指先が冷たい。手袋をはめる。

sukkarihonita201302.jpg

アイゼンは持ってきたけれど、大は小を兼ねるで12本を持参。。。
前日に結構降っていた事を期待したので、、。
しかし、結局登りではさすがに使わず、
下りで多少滑りますが、まあ、要らず。

まあ、、、、、要りませんでした。。。。

そして無事下山。13時30分。

gushonita201302.jpg


ガスってたのは下から見るとあんな感じなのですな。


思っていた以上に暑かった為、汗を流そうと温泉に向かうも
着替えを忘れたため濡れたウェアをもう一度着る事に。。

ううう、、、。。。。。これは、、、気持ちが悪いのぉ。。





























































息子と

息子がインフルエンザを持ち込みまして。

それでも熱が上がり始めてすぐに病院に連れて行ったので
大事には至らず、しかし医者からは5日間は家から出るなと言われ。

5日経ち、熱も下がりだいぶ回復したので、本人もいい加減外に出かけたくなったらしく。

「里山に行きたい」と。

おお、、では行こうじゃないか。

「里山」とは近所にある狭山丘陵の中にある里山民家周辺の事。
田んぼがあり、トレッキングコースがあり、古民家があるほのぼのとした所。

satoyama201301.jpg

こんな所です。
どうしても、小高い場所が有ると登りたくなる私。
「ちょっと歩くけどさ、展望台まで行ってみようよ。」と誘ってみるも
「オレ、昨日まで熱があったんだよ、無理でしょ。」と
たしなめられる。
そうだった。。
仕方なく、30m程の小高い雑木林を歩いて終了。。

疲れたから帰ろうとあっさり終了するかと思いきや、
「恐怖トンネルに行きたい」と言い出した息子。
私も行きたいので、向かう。
廃線になった軽便鉄道のトンネル。
私達の中では「オバケトンネル」という事になっているのです。

tunnelta201301.jpg

病み上がりなので、この辺で今日は終了。

と言いつつ、何となくそのまま帰るのもなんなので、
久しぶりに車を拭き始めた人達。
ノリノリでくたくたです。

sensyata201301.jpg






さて、翌日。

明日からは学校なので生活のペースを戻すため
少し早く起こす。

「ドライブ行かね?」

断られるかと思いきや、意外にすんなりオッケーが。
こいつ、相当、退屈してたな。

まず一発目、奥多摩湖近くにある廃線のトンネル。
またまた廃線トンネル。好きですねぇ。。
息子はかなりビビってしまい、奥に行こうとしません。
なんだよー、ちぇー、と言いながら今回は敗退。


その後、「奥多摩湖の駐車場でラーメンを食おうぜ」と、
向かうが、スーパーで箸を貰い忘れた事に気が付く。

pta201301.jpg



スポークが1本あるのでそれを息子に渡し、
自分はその辺の枝を拾ってきて食べようとしていると、
どうしても反対される。
「汚いからよせ」と。

「汚くないよ、トゲが刺さりそうなのは気になるけど、
別にいいじゃん。」
と言って説得するも、どうしてもダメだと言う。

仕方が無いので土産物屋できゃらぶきを買い
「お箸を下さい」と言うと、箸代金として5円を取られ、
なんだかとても損をしたような気になる。

「だったら最初からお箸売って下さい、と言えば良かった」
と息子にぼやく。息子、苦笑い。

あまりにも綺麗なので「湖の水を触りたい」というのですが、
ここはダム。
流石に下に下りられません。

(のめこい湯温泉に行きたい、、)と密かに目論んでいる私は
さらに上流に向かうべく、
「じゃ、浮き橋まで行こうよ、そしたら触れるぜ。」と、誘い込み成功。

okutmakokori201301.jpg


しかし、、、、凍っているので触れませんでした。

が、凍った湖を見るのが初めての息子は大興奮。

凍った所に穴を空けたい!と、大きな石を投げたり
流木を投げたりしますが、石の方が砕け、流木もヒビが入ってしまいます。

結構な厚さの氷のようですが、落ちたら面倒くさいので
気をつけるよう注意を促す。

bota201301.jpg


nageta201301.jpg


panoramari201301.jpg


ダウンを濡らしたくないのに、ヤツがやたらと氷を投げて来る。
いつもなら理不尽なくらい怒る私なのですが、
ま、今日は許そう。。。

テンション上がってる証拠だからね。
元気になって良かった。




それにしても、私自身は好き勝手あちこちに行っていますが、
思えば家族の中で私以外はインドア派なので、家族旅行は一度だけ。

本当はもっともっと美しくて面白くて広い世界があるのを
あいつには見せてあげたいのですが。。。

息子が免許を取ったら、何日かかけて一緒に遠くへ出かけたいなぁ。。
断られるかな〜〜。


なんて事をしみじみ考え「さて、温泉行こうぜ。」と言うと、
「疲れた、帰る。」なんて断りやがった。

まぁ、言っても病み上がりなので無理は止めようと
しぶしぶ帰りながらも、温泉がある度に
「本当にいいのか?本当に温泉に行かなくていいのか?」と
しつこくしていると、
「温泉行っても、結局は中で別々じゃん。」と、
当たり前の事を言い、私をなだめてくる。

「いいのか?温泉は。これがラストチャンスだぞ!」としつこい私。


結局、若者には温泉はそんなに魅力的ではないと見え、
そのまま地元に戻る。

家の近くまで来て「温泉、そんなに入りたかったの?」と聞かれ、
「ハイリタカッタ」と答える私。
















プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。