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犬と少年とバスケ

大体において、動物、子供、スポーツ、この三種の神器さえあれば映画は感動せざるを得ない。だって、私、人間だもの。
しかしながら、『その人間の純情な部分につけ込んで、観ているものを感動させようとあらゆる露骨な手段をもって押し付けがましく訴えて来るヒット映画を作ろうたあ、なんて賎しい商売根性だ。』
といった事を、偏屈極まりない私は常日頃考えており、なるべくそういった類いの映画は目にしないように、避けて通っている。

そんなわたくしではありますが、パンピーズのライブ以来、体調を崩して寝込む事が多く、人恋しくなっているようで、不覚にも世間様との繋がりを取り戻したいという欲求に囚われ、ついテレビを点けてしまった。
目的は、テレビ東京あたりの旅番組。
しかしながらそこに映ったのは、泥だらけのゴールデンレトリバーと、母性本能の真ん中にすとんと居座ってしまうようなかあいらしい少年。

不覚にもチャンネルを変えられずにいるわたくしは、お菓子とお茶の用意をして、座椅子でくつろぐ。

父親と離れて暮らす事になり、知らない土地に越してきた少年は、大好きなバスケットボールをやろうとクラブの試験を受けるが、コーチやチームの子供達から『このヘタクソ。』『邪魔するな。』などとなじられる。しかしバスケの側で生きたいが為、辛いマネージャー業を引き受ける。雑用にあけくれ、孤独を感じつつも自宅の庭でバスケの練習を独りしている時が一番幸せな時間。そこへある日、ぼろぼろにくたびれた犬が現れ、少年はなんとかその犬を飼えるように母に頼み込むが母は反対。しかし、クリスマスの夜、息子があまりにも犬を大事にしているので、母親は理解を示し、犬にリボンをつけて少年に託す。いつものようにバスケの練習をしていると、犬が鼻でシュートを決める。少年歓喜にむせび、二人でシュートの練習をする。少年はパス、犬はシュート。幾日か後、バスケットチームの内情が不穏に、スタンドプレーをする少年A退部。虐待に近い指導のコーチ、クビ。いつの間にか技術的に上達し、犬とのチームプレイにスポーツの神髄を知った少年、チームに新メンバーとして迎えられ、犬、スニーカーを四肢に履き、試合にてシュート連発。優勝。その後、元々その犬の飼い主であった、守銭奴のピエロ、スターになった犬の養育権を求め少年を起訴。裁判官、『犬に決めさせよう』と丸投げ。群衆が見守る中、犬、ピエロに噛み付き、少年の胸へ飛び込む。終わり。

座椅子体勢の私は感動のあまり、泣いてしまっていた。

くっそー!!!!!まんまと映画会社の思うツボではないかっ!!!!!!
犬が鼻でシュートを連発する場面にて、鼻血、顔面骨折、折歯の心配をしつつも、
四肢に履かされたスニーカーを見て、歩行困難を心配しつつも、
ピエロに見つからないようにと、離れ島に犬を置き去りにした少年に対し、(餌はどうするんだい?)と老婆心ながら忠告したくなった時も、現実的な事には目を背け、素直に感動してしまった。敗北。

しかしその後、とても素直な穏やかな気持ちになった私は、のんびりやろうや~、と、大きな気持ちで各駅電車に乗り、5日ぶりに外出、仕事。
時間に対して忠実な事だけが取り柄な私は、現場に遅刻して現れましたとさ。
だけど他のメンバーは、遅刻した私よりももっと遅くに現れたとさ。

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何それ、邦画?
身体が弱ってるせいで涙腺が緩くなっていた・・・
のかもね(笑

いかにもアメリカといった感じの映画だったよ。
体が弱ると心も弱るからね。はっは。>きーよん

>ふふ、それはですね、膨大なこのブログの日記を初めから読んでいくと、その事に触れている文章にいずれ突き当たるはずです。グッドラック。>ネットくん

簡単に見つけられました。2006/2/19の日記ですね。
( ̄ー ̄)ニヤリッ
そう言えば、以前そう聞いたような気がします。。てか、未だに私が誰か分からないでしょ?まぁ仕方ないですね、2度ほどしかお話ししたこと無いので・・(←微妙にちょっとこわっ!(笑))
ハンニバルライジング観るのを楽しみにしている今日この頃。。

うわー、すごい。まさか本当に探すとは。。
っていうか、自らそう言ったものの、(その事を書いた事が果たして本当にあったかな?)と不安になってた本人でした。失礼。
まあ、ネットくんが今までお会いしたどのお客様かははっきりとはいたしませんが、楽しんで読んでいただいているなら私としては特に問題ありません。
気にしないでこれからも楽しく読んでやって下さい。
ありがとうございます。>ネットくん

(~ヘ~;)ウーン、凄い!
「犬と少年とバスケ」・・この映画も凄いが、Ricoさんの粗筋の説明、絶妙です。普通は粗筋とか聞いても良くわからんものだが、とても分かり易い。前にも書いたけど起承転結で、読みやすく、最後に必ずオチがある(誉めすぎ?(笑))。

犬に負けず、今度は鼻でマイク持って歌ってみて下さい。。(^^;;;

日記を読んで妻と二人でクスクス笑っちゃいました。
それにしても文章だけ読んでると、とても感動できないんですけど… 犬が靴履いてシュートするってやっぱり面白映像だし、でも映画を見るとその世界に引き込まれるんでしょうか? 

わたくしの中ではすでに笑える映画になってしまってます。

粗筋、、もともとの台本自体がありきたりで簡単なので、イメージし易く解りやすいのかとも思われます。。はは。
ちなみに鼻でマイクは持てません。>ネットくん

はい。通常の精神状態なら絶対感動なんかしませんし、その前に即チャンネルを変えた事でしょう。どうも体調がすぐれないと、気持ちが弱くなり、寛大になる傾向があります。
犬に靴を履かせたり、服を着たりするのは虐待としか思えません。
その事に目を瞑り、煎餅とお茶を前にして泣いている私は、やはりどこか調子がすぐれないのでしょう。>ダニエルさん
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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