近頃はあまり音楽を聴かなくなってしまっている私ですが、
童謡はやはり美しく、耳にすると穏やかな気持ちになる。
特に「みんなのうた」などで紹介される曲は、なんともシンプルで美しい曲が多く、
毎日、番組を楽しみにしているのであります。
そんな私の耳に、ある日飛び込んできた電子音声の珍妙なメロディ。。。
「おしりかじりむしぃ~~~~、おしりかじりむしぃ~~~~」
私の最も苦手とする、電子音楽の軽薄なビートに乗って、電気的に加工された声で
「おしりかじりむし~」と延々とうたっているアイツ。。
歌い手の名は、おしりかじり虫。。。
所謂、詠み人知らずといった趣向で発表されているのかと思いきや、「うるまでるび」というユニットによるものだという。あまり馴染みの無い名前だが、今、一番好きな曲になってしまった。。。
おしりかじり虫には、現代への風刺がたっぷりつまっている。
ただものではない気配が、その名からも滲み出ている。
これを聴く子供達よ。
おしりかじり虫を、ただのおしりをかじっている木偶の坊と勘違いするな。
あいつは底知れぬ知性と教養と思想を持って、しりをかじっているのだ。
あなどるなかれ、おしりかじり虫。。。
おしりかじり虫スケジュール
http://www.urumadelvi.jp/gallery/kajiri.html