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犬がちょっぴり苦手な理由

今日、仕事場の休憩所で、たまたま隣に居合わせたおじさんが、突然に話かけてきた。

『ぼくはドーベルマンを飼っていてねー。』

え、、?あ、はい、、。
何の事だかは理解できるが、何故突然に私にドーベルマンの話なのだ??
しかしながら、まあ、これも何かのご縁、お話を伺いましょうと、体勢を整えた。
どうやら話を聞いていると、ドーベルマンがこの方に対して忠実である事が彼の自慢らしく、帰宅するとすでに玄関で待ち構え、「お勤めご苦労さんです!」と、言わんばかりに必ずお出迎えに来るだとか、あとは忘れてしまったが、とにかく奥方や子供達のような減らず口を叩く事無く、とにかく忠実なのが可愛くて仕方ないと言う。
極めつけに「散歩に言ってもぼくの言う事を良く聞くから、リードは付けずに放し飼いなんだよ。」とさも嬉しそうに話してくれた。

飼い主は嬉しいだろうが、それにしても、、
ドーベルマンの放し飼いだけは、止めて下さい。
少なくとも、ウチの近所では止めて下さい。。

小型犬ならなんとか触れるのだが、大型犬には近寄る事すらできない私。
ましてやドーベルマンがリード無しで一人歩きなぞしているのを見てしまったら、
蛇ににらまれたカエルちゃんのように、固まってしまうだろう。
それとも死んだフリをしようか、。
とにかく、犬はちょっぴり苦手なのである。

ここのところ、近所では小型犬を連れている人が周りにおり、触れる機会もあるのだけれど、やはりぎこちない自分が居る。
そこで、漠然と苦手意識を持っていても、お犬に申し訳ないので、理由をここに並べてみる事にした。

その1、
小学4年生のとき、近所のみーちゃんの家で飼っていた雑種の中型犬「プティ」が、私達仲間の人気者だった。プティの散歩が私達のブームになり、誰がリードを持つかで争う事さえあった。この頃はまだ犬は可愛いと思っていたようである。
ある日、プティの「お手」を見ようと、犬小屋に寄り集まり、頭を撫でたり、お手をさせて遊んでいた所、突然にプティが豹変。
親友のりっちゃんの腕に噛み付き、りっちゃんは錯乱、楽しかったはずのお手の会が、あっという間に血の惨事に、。
間近で目撃してしまった私は、ちょっぴり犬が恐くなる。
ちなみにプティの食事は、「みそ汁ぶっかけご飯」だった。

その2、
中学2年生の初夏。授業中、教室内でおかしな匂いがした。
翌日、匂いはさらに強くなり、吐き気を催す者も出てきた。(ま、自分なんですけど。)
翌々日、悪臭はもはや先生達も耐えかねる程に強烈になり、木造平屋建ての校舎の、
隅から隅まで臭いを確認する事が出来るまでになった。
この日はさすがに全員授業中にタオルを口に当て、臭いを防いでいた。
ずっと手で押さえているのもおっくうなので、それぞれが口にタオルを巻き始めると、
穏やかな田舎の中学校が、学生運動さながらの光景になっていた。
これはおかしい、と、やっとの事腰を上げた先生達が、校舎を調べてみたが、何も見つからない。しばらく探すうちに、最も臭いの強烈な場所は音楽室の下ではないか、という事になった。床下を懐中電灯で外のブロックの穴から覗いてみると、大きな白い物体がある。これはなんだ、、と言う事で、いよいよ音楽室の床をはがす事になった。
木造ならではの大事業である。
そして、先生が床をはがし、恐る恐る野次馬生徒も一緒になって見てみると。。。
半分白骨化した巨大な白い犬の死骸が。。。
誰もがその光景におののき、死骸の処置に躊躇していた時、ただ一人、勇気と誠実と愛を持ち合わせていた春野先生が、床下に行き、犬を拾ってくれた。
しかし、その後ひと月程は臭いが消えず、さすがの春野先生も、その光景を思い出しては吐き気を催してしまったのである。
生き物は、死んだら腐る事を知りました。

その3、
時期は遡りますが、またも小学4年生の頃、プティが豹変する直前、我が家にも子犬がやってきました。父がどこからか貰ってきたのか、拾ってきたのかわかりませんが、まだ子供だった自分は、まさかこの子犬が大きくなるなんて想像は出来なかったらしく、母親に頼み込んで飼う事になったのである。蛇足ですがこの時期、我が家にはネコが18匹、地鶏多数羽、そしてこの子犬、命名「ゴン」が加わり、想像を絶する程のエサ代がかかっていたようである。あ、ゴンのエサは「みそ汁ぶっかけごはん」だった、、。
最初は室内で飼っていたゴン、一年も経たない内に大きくなり、犬小屋を建てる事に。
それからはどんなに天気が悪くても、必ず一日二回の散歩に行き、生き物を飼う事の責任の重さと、事の重大さにやっと気がついた私であったが、今思えば、当時は放し飼いは当たり前だったので、それに漏れず、ゴンも放し飼いだった。たまに遠出をして、マジックで眉毛を書かれて帰って来た事もしばしば、。それなのに何故わざわざ散歩に行っていたのだろう?と不可解であります、。
そんな状況でしたから、まだ精神的に未発達だった私は、だんだんとゴンの散歩が煩わしくなり、しまいにはゴンを可愛いと思えなくなってきたのです。
それでも月日は流れ、散歩もゴンにグイグイ引っ張られるだけの険悪な散歩に成り果て、ゴンとの関係は冷えきってしまったのでした。
そんな風に過ごしつつ私は高校を卒業し、状況したワケですが、ゴンはまだ健在で、正月などに実家に帰ると、申し訳無さそうな目をして、居間にのそのそと上がり込んでは、母に叱られていたのでした。
ある年、母からの電話で、ゴンの死亡が伝えられた時、私は大変に後悔をしました。
もっと優しく、ちゃんと可愛がってあげれば良かった。。と。
ゴンはあの日の子犬のままではなく、ちゃんと大きくなって、そして死んだのでした。

最後の話は、自分のゴンに対する罪悪感の話ですが、もしかすると、罪悪感から目を背けたいが為に、犬を苦手だと思い、遠ざけてしまっているのかもしれません。
いろいろな理由が重なって、私は犬が苦手なようです。

最後に一期一会のおじさんへ申し上げます。
我ながら勝手な話ではありますが、そういう事ですので、ドーベルマンのみならず、
犬には必ずリードを付けてから散歩をして下さい。
何とぞよろしくお願いいたします。


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その1)が血の惨事事件
その2)が白犬様白骨事件
その3)がゴンちゃんさよなら事件
犬に関してもいろんな体験をしてらっしゃるのですね。私も似たような経験があります。特に白い飼い犬「チビ」が家族の前を避けて死んだときは、とても深い悲しみに。。もう動物は飼いたくないくらいに悲しかったです(T^T)
ところでrikoさんの体験と、一期一会のおじさんへの伝言は(その1)からの脈絡かな?(その2)なら恐いかも(^^;;;あと、家に猫が18匹って、凄くね?(@_@;)

その2はコワイ!
どんなにおいかわからないけど、とにかくすごそう。

私も犬が苦手。
今のマンションに越してきたとき、
自転車置き場で、ある家の中から毎日強い視線を感じていました。
ある日意を決して視線の主を確かめると、
なんとフスマ越しにシベリアンハスキーの青い目。
ひっくり返りましたよ、マジで。
わが子より遙かに大きいハスキーを室内犬として飼っている家は、日本中探してもたぶんここだけ。

死ぬ時は隠れて死ぬのが武士道。。というワケでは無いのでしょうが、死に際の潔さに、また悲しみは深まります。
哀しかった気持ちはとてもよく解ります。
まあ、脈絡と言えば全部からなんですが、「こんな理由で犬が苦手な人もいるんだから、おじさんよろしくね。」といった事です。はい。
家にネコが増える訳、、誰かがどこからか、ウチに捨てに来ます。。。
今では数は減りましたが、ノラも住み着いています。>ネットくん


あ、おかえりー。無事に帰国、おめでとうございます。

ところで、臭い、、。
あのね、、ネズミが腐った臭いが大きくなったような、、。わかる?
ハスキーを室内で飼うなんて、。
どうにもこうにも落ち着かないだろう、、。でかいだろう、。>よーままちゃん

なるほど

最近良く噛み付く、と噂の犬をわざわざなでに行ったて、噛まれた女の私です。
しかしながら、ネコよりも犬が好き・・・・。
実家でも昔は犬をかっておりました。

そのなでに行った近所の犬に噛まれた時、親父にたいそう怒られて、
「あほか!!!」とげんこつくらいました。
ええ、そのゲンコツの方が数倍痛かったです。

・・・・あ、ちょっと思い出したので書いただけです(笑)

自分の犬に限って… なんていう身勝手な考えの飼い主の方って多いですよね?
わたくしもリードつけろ!に一票です。
相手は人じゃないんですから。

自ら試練に向かっていくとらちゃんの姿勢に敬意を払いますが、
なんておばかさん。
父さんのゲンコでは穴は開かないだろうけど、ハムスターに噛まれても痛いのに、噛み癖のある犬なんて、噛まれた部分に穴があきそう。。文字通り痛い思い出をありがとう。>とらちゃん

はい、、ウチの子だけは大丈夫、といった飼い主のおごりが、悲惨な事故を招くのです。話は関連して、毎年必ず土佐犬に噛まれる事件がおこりますが、あれもそのおごりから生まれた、飼い主本人の身に起こる不幸な事故なわけでしょう。。それにしても、土佐犬飼うか?普通、、。>ダニエル君

かなり以前(10年位前?)に、忘れ物を思い出し家に戻ろうとしたら、家の前でおばちゃん2名が犬を連れて、ぺちゃくちゃ喋っていた。。。ネットくんが家の前まで来たらいきなり、ネットくんの足にそいつが噛みついた!
ネットくんは急いでいたので、そいつを振りほどいたのだが、おばちゃんは何もなかったかの如く、ずっとぺちゃくちゃ・・・。ぶん殴ってやりたくなった。一言謝れよ!!

あり得ないサプライズですね。。合掌。
自分が犬について書いた後、購入した太宰治の本の中に、
犬についての短編が掲載されていてビックリ。
ここまで膨らませて書かれているのは、さすが、太宰治!と感服です。
「畜犬談」という話なんですが、新潮文庫から出版されている「きりぎりす」というタイトルの文庫です。
まさに、ネットくんの体験した「噛まれ事故」を恐れ、犬を憎んでいる主人公の、なんとも心温まる話です。
実際噛まれてしまったネットくんにとっては忌々しい箇所もあるでしょうが、面白いですよ。機会があれば読んでみて下さい。>ネットくん
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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