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ずっとあなたに会いたかった。かった、かった、。

真面目な話をします。

昔、実家に居た頃の話。
トイレで用を済ませた後の父は、お風呂場のホースでお尻を流していました。
雨の日も風の日も、茹だった水の出る日も、切れる程冷たい水が出る日も。
父は常々、「人間、ケツはいっつも綺麗にせなあいかん。」と私達に話してくれました。
私達兄妹は、ホース片手に風呂場にしゃがみ込む父の後ろ姿を見て育ったと言っても過言ではありません。

母の話によると、母が高知に嫁いで来たばかりの頃は、厠は外にあり、トイレットペーパーなどという高級な物は無く、その頃は新聞紙もまだ特別な日にしか使えなかったと言う。
では、どうやって後処理をしていたかと言うと、
厠の横に二本の棒があり、そこに綱が渡されていて、その綱に股がり、スタート地点からゴールまで疾走するというアミューズメント性の高い、話を聞いているだけでちょっと気分が高揚するような後処理をしていたそうだ。
しかし冷静に深く考えてみると、父母に祖父母、4人分の綱があった訳でなく、一本の綱で全員、、、という、
一気に奈落の底に突き落とされる様な、母にしてみれば、「アミューズメントとか、、そんな乾いた話じゃないんだよ!」と、怒鳴りたくなる様な光景が日常的に繰り広げられていたのですが。

そんな長閑な時代を過ごし、敗戦から徐々に立ち直りつつあったこの国全体の暮らしも向上していく中で、高知の片田舎でも新聞紙くらいは日常的に使えるようになり、私が産まれた頃には村のほぼ全体がちり紙を手にする事ができ、さらにはトイレットペーパーのホルダーを設置し、と、やっと文明的な暮らしが出来るようになっていく最中、さらに文明の高みを見据えていた父は、風呂場に向かい、ホースを手にしたのでありましょう。
さすが、土佐のいごっそうです。

そんな向上心の高い父でありましたが、実家を新しく建てたと同時に、いよいよあちらにもウォシュレットが導入されました。
しかし、実家にはトイレが3箇所、そのうち、父が頑に愛用し続けているトイレは和式のプロトタイプ。
あれ?洋式トイレでウォシュレット使わないの?
お尻、手軽に綺麗にできるんだけど、使わないの?

哀しいかな、自ら時代を先取りしていたにも関わらず、年老いてしまった父は今更ホースを手放す事ができずに、相変わらず風呂場にしゃがみ込んでいます。

そんな哀しい話もありつつ、環境に順応し易い私は年に一度、実家に帰ると、その実力を堪能する訳ですが、さすが、マドンナがわざわざ来日した折りに購入した程の強者、コレ、最高です。大好きです、ウォシュレット。

実を言うと、一家に一台ウォシュレット、国民総ウォシュレットという時代になって来たにも関わらず、私の住む家には未だウォシュレットが付いていません。
厳密に言うと、「今日までは」付いていませんでした。くくく。

こんなに長い前置きを書いて、父を晒し者にしてまで結局何が言いたかったかと言うと、
明日、ウチのトイレにウォシュレット(新品、温風付き)がやって来ます。
いよっ、待ってました。
今更だけど、今更なのは分ってるけど、、、いよっ、ウォシュレット!

「りこが居なけりゃトイレを探せ」という格言がある程、トイレという空間が好きな私は、ここに来てやっとトイレを自分の縄張りの一部として認める事ができる訳です。

ああ、早く明日にならないかなぁ。


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その縄の話、昔、漫画の「トイレット博士」でも出てきた。懐かしいなー。
ウォシュレット・・水の吹き出る強さで微妙に感覚が異なり・・ああぁあ

私、実家にウォシュレットがあるんだけど、実家に住んでた頃から、実は一度も使った事がないの。なんか、感触が想像できなくて。。

で、ちょっと気になる一文。
>その頃は新聞紙もまだ特別な日にしか使えなかったと言う。

の特別な日ってどんな日?盆暮れ正月?デートの前日??

私もウォシュレット好きです~
使うまでは『何でこんなものがいいの?』と思っていましたが、一度使うと納得(^-^)
先日は最新式のトイレ(自動でふたの開け閉めをするものです)を使って、感動しました~

以前マレーシアに行ったとき、どこのトイレにもホースもしくはバケツに水が入ったものが設置してありました。イスラム教徒は大のときは必ず水で洗うそうですよ。
お父さんを海外旅行に連れて行くなら、イスラム圏がオススメです(^^)v

みんなで使う縄の話、気絶しそうです。
しばらく尾を引きそうだ~。

俺もウォシュレットは幼き頃より大好きっ子でして、現在でも最大出力最高温度を…とここまで書いて凄く汚い話になりそうな気がしたのでやめます。今度あったら話します。しかしあの厠に設置された縄はそんな使い方だったとは。勉強になりました。

後半、なんか気色悪いんですが。
そういえば、ネットくんの口からトイレット博士という単語を何度も聞いている様な。。
誰にでも幼い頃に影響を受けた永遠の教科書的な漫画があるもんですね。>ネットくん

特別な日?
盆正月で親戚が集まったり、冠婚葬祭で近所の人達が煮炊きに集まってくれたり、田舎は人付き合いが濃密なので、特別と言えばこんな日だと思います。デートの前の日とか、そんなゆとりは無かったんじゃない?デートは神社の裏とか、山の中とか、うう、、なんか、エグい事想像しちゃった。。>よーままちゃん

へぇ~、イスラムってそうなんだ~~?イスラム圏は乾いた土地ってイメージで、砂で拭いてると思い込んでました。マレーシアあたりだと、洗っちゃうのね。へぇ~。
そういえば、南方の人達が海に入って用を足し、それを魚が食べる、という光景をテレビで見た事があります。
古代中国では、ぼっとん便所の中に豚を飼い、人間の排泄物を豚が食べ、その豚を人間が食べ、豚を食べた後の人間の排泄物をまた豚が食べて、、ああ、エコロジカルぅ。
それぞれの気候にあったトイレ文化があるんですね。
もっと知りたいので、参考になる資料があれば教えて下さい。>姉goちゃん

ああ、東京育ちのシティボーイらしい意見ですが、潔癖になり過ぎると生き辛いですよ。
家族で縄を共有出来るくらいの余裕を持ってだね、
、、、、いやぁ、、いくら野生児の私でもそれはやっぱ無理だな、、、。>さこんさん

なにげに幼い頃から既にウォシュレットが存在していたとは、さすが、ともやんぐ。私と親子程も年が離れているだけの事はありますね。(中2で産んだ子)そこにビックリです。凄く汚い話というのは、だいたい予想が付くのですが、今度お会いした時に発表し合いましょう。
人間が生きていく上で最も基本となる「衣食住便」、よかったら研究してみて下さい。>ともやんぐん。

デパートのトイレとかレストランとか
外では使う気しないなぁウォシュレット。
結構ノズルが汚れてたりするのよね
確かめたわけじゃないけど多分。
自分家のは家族が汚してるんだから掃除すればいいんだけど
他人が汚したものはねぇ。

あー、きーに同感。
気になる派。
でも使う派。

そうそう、公共のは嫌ね。
誰が使ったか分らないし、心当たりの無い病気とか貰うのも怖いし、それに、あまりにも汚過ぎて詳しく描写できないけど、かなり汚れてたのを目撃した事が何度かあるから、絶対にイヤ。
自分家のは自分で掃除するから安心。>きーよん

以前は物珍しくて使ってたけど、壮絶なまでにノズルが汚物にまみれていたのを目撃して以来、公共のは使えなくなった。それにしても、汚した人はちゃんと自分で掃除して欲しい。女子なんだし。掃除する人が可哀想。。>あきラー
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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