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思い出ちょろちょろ

どうも近頃物忘れがひどい。
ちょっと新しい知識や情報を取り入れると、古い情報は削除されて行くらしい。
酷い事に、英語の歌詞に至っては、脳からは入って来ない。
体で覚えるしかない。昔はこんなではなかった。。
わりとすらすら覚えられていたのに。
どれだけ許容量が小さいんだ、私の脳は。。何ギガ?

と、言う事で、皆様には申し訳ありませんが、かなり私的な理由で過去の思い出を思い出した時に綴っておきたいと思います。
特に興味の無い方は、気分を悪くなされると申し分けないので、違う人の所にサーフィンして下さい。



寒くなって来ると思い出すのが、金沢の町並み、金色に染まった国立の朝、、。え?今んとこそれだけ?そりゃ酷い。

金沢に住んでいた頃の冬は、そりゃもう尋常ではない寒さだった。
高知育ちの私に北陸の友達が最初から居る訳も無く、あちらで知り合った友達もほんの少し、
知らない土地で夜中に怖い目に合ったり、体育界系のノリに付いていけなかったり、
思った事を上から目線ですぐに口に出してしまう私を生意気だと嫌う人も少なからず、孤立する私を見るバンドのメンバーやスタッフには心配をかけ、それでも自分は悪くないと思い込み、今思えば、過去に戻って説教の一つもしてやりたくなるくらいケツの青い事甚だしく。
そりゃ、そんな人間が心も体も温まる訳が無く、人一倍寒さを感じていたのだと思う。

そんな冬の最中、いつものようにステージを終え、雪の夜道をサクサク一人帰り、アパートに辿り着き、部屋に入ってストーブを点けた時に留守電が入っている事に気が付いた。
当時は携帯電話は一般的ではなく、家電話がまだ幅を効かせており不在の際の連絡手段は留守電が頼りだった。

留守電から聞こえて来た声は、聞いた事のある様な懐かしい様な声。
学生時代のクラスメイトからだった。
彼とは学校で言葉を交わす事はあったけれど、プライベートまで親しくはしていなかったので、卒業して二年程経った今、何事かしらと思い、留守電に吹き込まれていた番号に電話をしてみた。

話に依ると彼は、思うところがあって、私の幼なじみから連絡先を聞き、金沢にまで電話をして来たと言う事らしかった。
そして、もうすぐ私の誕生日なので、何かプレゼントをしたいと言う。

ここまで書いておけば、これからどれだけ脳が朽ちて行こうとも、自分にはもう事情が思い出せるはずなので、多分、なので、詳しい事は割愛しておきつつ、、

いらないと断っていたのだが、純朴な彼は自分の気が収まらないからとりあえず、何か、何でもいいので、欲しい物を一つ言ってくれと言い、
そして私はこの時に、多分、彼の期待を裏切ったのだと思う。

こたつ。

意を決して電話した相手に、「こたつくれ。」と言われたら、女性に夢を描く男子はきっと失望するでしょう。
男子を失望させるのが、昔から私の得意技ではあるのだけれど、きっと彼は、そんな女に免疫が無かったのだと思う。
これは多少大人になった私が推測するだけなのだが、彼はもっと女の子らしい、
「ネックレス」とか、「バッグ」とか、「ぬいぐるみ」とか、ああ、哀しいかな他に思い当たらない、、
そういう答えを期待していたのだと思う。
彼は私が「ああ、毎日寒いなあ。」と思って暮らしているなんて事は、露ほども知らない訳で、
風の噂で聞くだろう私の職業、「歌手」という響きは言葉だけで聞くと華やかなイメージだろうし、欲しい物と言われれば、
華やかな物を言うのだと決めつけていたのかもしれない。
申し訳ないと思うけれど、私の学生時代を見ていれば、「こたつ」とか言いそうな事くらいは見えなかったのかな、、見えるだろう、、いや、意外とそんな面までは見えないのかな、、見といてよ、、。とも思ったりするのだけれど。

以後、誕生日前に一度だけ、ほんとにこたつでいいのか?という確認の電話が来てから、彼から何の音沙汰も無く、未だに私はこたつを部屋に置いた事がありません。







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非公開コメント

No title

ネックレスや、バッグや、ぬいぐるみなんかよりも使えるぞ、こたつ。
うちが男なら、そんな女を嫁にもらう。

君の脳は100mbだなW

あんなに尖っていた歌うたいの少女も、今では立派なママなんだね...

しかし男心を粉砕する一言、「炬燵」って...

でも俺なら買って届けるかも(笑)

No title

へぇりこさんって、金沢に住んでいたことがあるのね、なんだか意外。

しかし雪の中、彼がコタツを背負って来てたら、今頃どうなってたかしら。。

No title

書かれていない、その「事情」と言うのが知りたい。。字を逆転させて「情事」で無いと言うことだけは俺でもわかるが。。
それと、こたつを置かないのはトラウマ?(^-^;

No title

あきラーに同感。

そこまでして欲しいものを聞き出したのなら
是非贈って欲しかったなぁこたつ。
男の株も上がるってもんだ。

No title

私もあんたの嫁になりたい。
その後また別の人に欲しい物を聞かれた時に「布団乾燥機」って言ったら、送られて来た。さすが大人になるとそんな事くらいへっちゃららしい。>あきラー

一見ソフトに見えながら、トゲだらけでした。当時は坊主さんも私もまだまだ学生気分が抜けない感じでしたよね。ブーツカットに小さいお尻の坊主さんは、年も近いせいか親しみ易かったです。そうか、、坊主さんにこたつって言えばよかった。。>東麻布の坊主さん

そうなのよ。あの街はとっても綺麗で上品な雰囲気の街でした。私は観光地にもなってる茶屋の一角(江戸時代の遊郭)に住んでいました。と、言っても当時から出不精なので、休日に観光とかでなく、ユニー(ホームセンター)にばかり行っていましたが、、。
こたつをしょってこられたら、、、う~ん、、どうなっていたでしょうね~~。。>よーままちゃん

お、セクハラぎりぎりのインテリジェンスなコメント。さすが、ぎりぎり上手。
こたつを置かない理由は、こたつを置いてしまうと冬の間、そこを出られなくなるからです。掃除もしずらいし。東京辺りだとこたつはいらないかな~。そういえばネットくんもこたつ持ってなさそうね。>ネットくん

結構「いらない。」「一つ言って。」「いらない」「そう言わないで一つ。」の攻防戦の末にやっと吐いた物だったからね。そうだね、そんなに聞き出したかった答えなら、なぜ音沙汰が無いんだろ?男心は不可解だね。もしかして、罰ゲームかなんかだったのかな?からかわれた?そんなタイプじゃないな~。。それとも違う所に届いちゃったのかな?墓場まで持って行く謎です。>きーよん




ぎゃはは~~~

こたつ~~~!
そんなに無理矢理欲しいものを聞きだしたんなら買って欲しいよね~。
その男、ダメなやつだ・・・うん。

No title

いやいや、これは様子がおかしいと気付いてすぐに引いたのは賢いと思います。
だって、無駄にお金と精神力を使わずに済むし、賢明な判断でしょう。ちなみに、今聞かれたら「ヘリとヘリポート」って答えるけど。これもすぐに引くでしょうね。。。>ケンタ(美容家)さん

No title

学生時代は、冬はこたつに寄生(共生?)していましたが、それ以降は持っていません。お察しの通りでござんす(・e・)

No title

だって、こたつ、似合わないよね。
窓はカーテンでなくブラインド、机は事務机、葉巻を吸いながらブランデー片手にブラインドから夕日を見る。。。え??ボス???>ネットくん
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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