廃墟、足掛け何年の
「怖こわスポットに行こう。」と、
夏ならば車に乗って、夜な夜な真っ暗な山道へ出かけて行きますが、
さすがにこの季節になってくると、夜のこわこわスポットは厳しい。
寒いから。
では、昼間の暖かなお日様があるウチに、
怖こわスポットに行こうと思うが、
さすがに昼間でも、そういう場所の婦女子の一人歩きは危ない。
そこで家族を居間に集め、
「では、みんなで湖にサイクリングに行く。」とだまくらかし、出掛けた。
わざわざ大回りして湖に向かうコースを選び、
とある廃墟スポットに、偶然通りかかったかのようなフリをし、
「あ、廃墟のトコ来ちゃった。奥へ行ってみたいものよのう。」と、
話を持ちかけて訪れたのがここ。
何年も前から一度入ってみたかったけれど、
一人では怖すぎて入れず、誰かを誘っても「嫌だ。」と断られ、
やっとの思いで入り込んだ場所。
怖いと思えば怖い、
が、朽ちて行くという事は、なにやら魅力的で、
ズラリと建っている小さな小屋の一つ一つが、
とても美しかった。
と、ロマンティックな事を考えながら、この日の目的は達成してしまった私。
しかし、「湖に~、」と言って家族を巻き込んだので、
それは一応行ってみなければいけませんでしょう。
取水塔が、ムーミン谷のそれのようで、
またもや思考はファンタジーの中に迷い込む。
こんな日は、何もかもがファンタジーに。見え。
夏ならば車に乗って、夜な夜な真っ暗な山道へ出かけて行きますが、
さすがにこの季節になってくると、夜のこわこわスポットは厳しい。
寒いから。
では、昼間の暖かなお日様があるウチに、
怖こわスポットに行こうと思うが、
さすがに昼間でも、そういう場所の婦女子の一人歩きは危ない。
そこで家族を居間に集め、
「では、みんなで湖にサイクリングに行く。」とだまくらかし、出掛けた。
わざわざ大回りして湖に向かうコースを選び、
とある廃墟スポットに、偶然通りかかったかのようなフリをし、
「あ、廃墟のトコ来ちゃった。奥へ行ってみたいものよのう。」と、
話を持ちかけて訪れたのがここ。
何年も前から一度入ってみたかったけれど、
一人では怖すぎて入れず、誰かを誘っても「嫌だ。」と断られ、
やっとの思いで入り込んだ場所。
怖いと思えば怖い、
が、朽ちて行くという事は、なにやら魅力的で、
ズラリと建っている小さな小屋の一つ一つが、
とても美しかった。
と、ロマンティックな事を考えながら、この日の目的は達成してしまった私。
しかし、「湖に~、」と言って家族を巻き込んだので、
それは一応行ってみなければいけませんでしょう。
取水塔が、ムーミン谷のそれのようで、
またもや思考はファンタジーの中に迷い込む。
こんな日は、何もかもがファンタジーに。見え。