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二子山 まずは西岳

「え??あの、、師匠、、、、ここ、、、道、、、無いんですけど、。。。」

iwaba.jpg

目の前に現れた岩場に、「土」の登山道は見えない。
師匠、ここからどうするんですか?

まさか、、。。



埼玉と群馬の県境、秩父小鹿野にぽこっぽこっと聳える二子山。
石灰岩で構成されるこの山は、化石の宝庫だそうで。

(今日は化石、見つけられるかなぁ~)と、
ウキウキしながら、駐車場にて荷物と服装の準備をする。

山好きなのに膝が弱いので、山行に欠かせないストックを用意しようと思うが、
師匠がしきりに言うのには、
「今日はストックはいりません。ひっかかって邪魔になるだけだから。」
なんてな事。

そりゃ、エキスパートの人にとっては楽チンなコースかもしれませんが、
私にとってはこのストックは命綱。

「いや、、一応、下りの時に欲しくなるかもしれないから、保険で持って行きます。」

という事で登山道へ入りしばらく歩く。
しばらく歩く。
そして分岐点。

keikokubun.jpg

「あの、わざわざこんなでっかい看板に、危険ですって書いてありますよ。」

と、小さく抵抗してみるが、行ってみたい気もする。
でも、危ないと書いてあるのも気になる。

ゴミと命は持ち帰り。
今日、私、持って帰れるの??

という事で、一人の時には絶対に避けて通る上級者コースへ。
しばらく歩く、しばらく歩く、四つん這いで歩く、這う。

と、そこに立ちはだかったあの岩場。

「え??あの、、師匠、、、、ここ、、、道、、、無いんですけど、。。。」。


いつもヘラヘラにやにやしている私も、こうなってしまっては笑っていられない。
ロープも鎖も無い岩場を登る。
元々は鎖が付けられていたそうだが、クライマーからの苦情や要望により撤去したそうな。


「基本は三点支持で。必ず、手足のどれか3つはしっかり岩に取り付いていて下さい。」
何回か聞いた言葉。      三点支持。
以前、一度だけ行ったクライミングジムでも同じ事を言われたが、
下にマットがあるのをいい事に、ヘラヘラ基本を守らず、何度も落ちていた。
ここで落ちたら、、結構な高さなので、無事では済まないんだろうな。。

それを思い出しながら、下を見た。
登って来た足場が真下にある。
上を見た。
師匠が真上に居る。。

岩壁に体を貼付けながら、怖いと思いかけている自分を落ち着かせる。
怖いと思ったらきっと落ちるんだろなぁ、、てな事を考えながら、
いやいや、このくらい、全然行けますよ、自分。
余裕ですよ、自分。

と、頭の中で強気に徹しながら、真剣に、ただただ、目の前の岩に取り付いていく。

駐車場でしきりに、「ストックは邪魔になるからいりませんよ。」
と言っていた師匠の言葉の意味を知る。
こりゃ、確かに使う場面が無いわ。。
そして、確かに、、鎖がある方が危ないのかも、、。

とにかくゆっくりと慎重に、40分ほどかけて岩の頭に到着。

立っている場所は、切り立った崖の上。

nisidake.jpg



遠くには秩父の低山にも関わらず、北アルプスが見えている。

ここら辺りは大きな断層なので、
黒部の電気はここを通って来るらしい。
そういった場所なので、遠くまで吹き抜けていて見える、との事。

kitaarupus.jpg

写真では分かり辛いが、空と、一番遠くの山の稜線に見える雪山がそれ。
肉眼ではとてもクリアに美しく見えており、胸が躍った。
ああぁ、、、日本はとても狭いんだなぁ、、。

この山は二子山という名前の通り、二つの岳からなっている山。

今日登ったのは西岳。
という事で、股峠で繋がり、お隣に聳える東岳。
higasidake.jpg

こちらより、もう少しだけ激しいらしいが、一人だけ、人が立っていた。

それを眺めつつ腰を降ろし、日差しを背中に受けながら、
いい経験をさせて貰ったなぁ、、と感慨に耽って居ると、

「あっちも行きますか?」と言われ、
「いや~、今日はもうお腹いっぱいです。
ありがとうございました。えへへ~。」と弱腰の自分に戻る。



無事下山し、家に帰り、思い出を反芻しているうちに、
もう一度、あの岩場に取り付きたくなっている自分が居る事に気が付くこれは、
いったい、なんなんでしょうね。

あ、化石、、探すのを忘れた。


























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すごい!本格的な登山ですね!

読んでいるだけで、緊張感が伝わってきて
自分も一緒に登山した気持ちになっちゃいました
(でもとてもじゃないけど実現はムリかな。。。高いとこ怖いしv-263


二子山とあったので、落ちは「親方」?と思ったのは
私だけ。。。!?(^^;;

んまっ

とうとう岩登りまで!!
本格登山シーズン到来ですな?
エキスパートといくとこんなところに行けちゃうのですね~~~
うらやましいです。
経験してみたい・・・けど・・・
怖いんだよね・・・最近、岩場。(クライミングジムでも高いと怖いし)
来月あたり、ぜひ久しぶりにハイキング行きませう^^
てか山はあまり知らないので案内してもらわないと(笑)

二子山は旦那が行きたがってます(爆)(←もちろん登山じゃないよ)

次回岩場に張り付く際も、お気をつけて・・・。

そうそう、家族には、
「二子山親方とちゃんこ食べて来た。」って
説明しました。
一人では絶対に行かない場所だし、選ばないコースだし、
本当に、いい経験でした。
やればできる子って事を確認させて貰ったり。(でも、調子に乗るな、だよね。。)
そろそろいい季節だし、予定の空いた時は連絡下さい。
穏やかなハイキングをしましょう~。>姉goちゃん



うん。突然、クライミングをやる事になり、
ちょっぴり焦りました。。
ジムでさえ「いや~ん。」って言っていたのが、
いきなりの実戦なので、脇汗びしょびしょでした。
でも、体力的には普通に歩くより楽だった気が。。
緊張してたから体力の消費を感じなかったのかな、、?
二子山の分岐点の近くにクライミングの人達が集まってる場所がありました。
見学してきたよ。
ダーリンはきっとそこに行きたいのかな?

案内できる程は私も知らないけど、
また一緒に地図を見ながら奥多摩行きましょう~!
連絡ちょうだい~。>Nヨメちゃん

こんにちは。

二子山へ行かれたのですね(笑) しかも上級コースとは・・・。
とっても怖かったのではないかと思います。

正面にそびえる両神山が美しいですよね!
二子山は久し振りに、また行きたい山だと強く思いました。

僕も去年の10月に行きましたが、蛇が多くて厄介でした。
東岳は危ない場所は1箇所だけなので、今度チャレンジしてみて下さい。 ベテランの方がご一緒なら安心ですね!

二子山は化石の産地ですが、だいぶ掘られているので難しいかもしれませんね。 ただ方解石という白濁色の石が綺麗です。

ちなみに鎌北湖は紅葉の時期がとっても綺麗ですよ。

ぷぷぷっ

リピート願望ありなのね

岩にはまりやがった・・・

さて、いつ岩に行きましょうかねー

お師匠さんほどの事はできませんが・・・

「怖い事をしているのが嬉しかった。」と変態発言をしても、
きっと理解して貰えるかと思います。。確かに怖いんですが、快感でもありました。
まぁ、、、「落ちたら回収してくれる人が居る」っていう安心感は大きかったですが。。
東岳の方は、下りる時も来たトコを下りなくてはいけないんでしたっけ?「それって、どうやるの?」っていうレベルですが、いつか行ってみたいかも。。
そうそう!!両神山がとてもかっこよくて、惚れ惚れしました。
いつか行ってみたいです。行ってみたい所がいっぱい。

ところで、鎌北湖の廃墟でぞっとしたのですが、話によると
自殺の名所とか。。あの時の悪寒に納得です。
紅葉、いっぱいですよね。気にせずまた行くつもりです。ふふ~。>きりゅうさん


岩、楽しかった~。
でもね、あのボルダリングの靴はどうしても慣れなくて。
今回、普通の登山靴で行ったけど、あれじゃダメなの??
でもなぁ~、。
下りてから見学しに行った所では、みんなあの窮屈な靴を履いてたなあ~、。。。
あと、「ヌンチャク」とか、「ホテル(岩穴?)」とかいろんな業界用語が飛び交っていて面白かったです。
基本的に頂上に登ってから遠くの景色を見たいのが目的なので、
そういうとこに行きまひょ~。>Nさん

二子山

こんにちは。
昨日(9月20日)に二子山西岳を登ってきました。
40分ほどで登れるとのことだったので、スニーカーにTシャツという軽装で挑みましたが、わりとハードなんですね。
昨日は曇りだったため、登頂しても何の景色もみれませんでしたが、とてもきれいな眺めが見れるんですね。見られなかった風景を拝見できました、ありがとうございます。


岩肌らへんに到着してから、かなり蛇に遭遇しました。黒色にちょっと柄がついてる蛇です。毒とかあるんですかね?
あとテンみたいな、不思議な小動物もいました。

テンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

時間的には短いですが、傾斜がきついので、
結構神経を使ったかと思います。
下りは登山道を下ったのでしょうか?
お疲れさまでした。

私はこの時、幸いな事にヘビに遭遇はしなかったのですが、
知人も同じように「ヘビが沢山居てヒヤヒヤした。」と話していましたよ。季節によりけりなのかしら??
毒があると怖いので、気をつけて下さいね。

テンかな??イタチですかな??
毛の生えた動物に出会うとテンション上がりますよね~~!!
景色は残念でしたが、動物に会えたのはラッキーでしたね。>テンさん
プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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