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硫黄岳登頂と天狗岳敗退。南北八ヶ岳二日間の旅。

4WDでもなくスタッドレスでも無い私は、冬山となると
誰かの車に便乗させてもらうか、公共の乗り物を使う事となる。

っつー事で、今回はあずさに乗り、雪上車での送迎がある夏沢鉱泉を拠点に
北と南、両方の八ヶ岳を堪能する事に決定。

天狗岳が北八ツに当たる事が自分の中では何となくしっくり来ないのですが、
夏沢峠が南と北の分かれ目なのだそうです。なるほどねぇ。。


あずさを一本乗り過ごしてしまい、遅れる事約40分。
茅野駅でお迎えの方が待っていてくれました。。ありがとうございます。。

途中、キャタピラのついた雪上車に乗り換え、
初の雪上車に興奮気味ではしゃぐ大人。



長野と言えば道祖神。



駅から約1時間30分ほどで
夏沢鉱泉に到着。

庭から北アルプスが見られます。





あずさのせいで到着が予定より遅くはなりましたが、とりあえず硫黄岳に向かいます。

12時スタート。

だいたいコースタイム通りにオーレン小屋に到着です。

しばしアンパン休憩。



オーレン小屋の真ん前にある避難小屋は
冬期は窓から入れるのですが、
今回は天気がいいので、お外です。



やべぇ、バイト募集してる。
60才までに考えよう。



励ましたり脅したりの張り紙。。

やっぱり青空がいいのです。



そして、あまり時間は無いので、
そろそろ行かねば。

スノーシューを履き、夏沢峠に急ぎます。



奥に見えるは爆裂火口。



ここでスノーシューからアイゼンに履き替え、ストックをピッケルに持ち替えます。

アイゼンはよかったのですが、ピッケルではなくストックでよかった気も。。

まぁ、滑落の可能性もあるにはあるので、いいのですが。。

そして、結構ないい感じの傾斜を登り始めたのですが、タイムリミットを
2時30分に設定しており、
急がねば山頂を踏めそうにありません。

ひたすら登りますが、無情にも迎えた
タイムリミット。。。

上を見ると、あと20分はかかりそう。


どうする。。。???

引き返す???


と、相談が始まりますが、
あのケルンまで行こう!と、いうことに。

ケルンに到着すれば、あと少しのよう、
山頂から赤岳を見たい。。。


引き返さずにサクッと登って
サクッと下ろう!ということになり、
山頂に到着。14時50分。
気温マイナス10度。
風は強いですが、体を押される程では無いので、多分10mくらいでしょうか??



赤岳、かっちょいい!!



中央アルプスの御嶽山も、北アルプスの槍ヶ岳もバッチリ。
浅間山も美しいです。








五分程写真タイムを設け、
サクッと下山開始です。

夏沢峠からはアイゼンを外し、
一気に下ります。

16時10分、無事下山。


スタートが遅かったので、どうなることかと思いましたが、なんとか山頂も踏めてよかった。。



オーナーの手作り野菜を使った夕飯も
美味しくいただき、お風呂でゆっくり
温まり、サービスの湯たんぽにて
ポカポカになったお布団に潜り込めば
あとはうつらうつらと夢の中へ。。





翌日。

朝飯は6時。


天気は曇りでチラチラと雪が舞っております。

下界は天気は良さそうなのですが、
上はすっかりガスの中。


昨日とは打って変わり、
条件は厳しそうです。


さてと、行けるところまで行きますか!

8時スタート。
今回はスノーシューは置いて行きます。


夏沢峠までは同じ道を。






この日は自分は最初からアイゼンを履いていたので、夏沢峠からも続けてアイゼンで歩きます。

ここまでですでに髪の毛が凍っております。



昨日とは違う場所のよう。。



稜線はしばらく樹林帯なので、
風の影響はあまりありません。



トレースもしっかりついております。







箕冠山 みかぶりやま到着。

さてと、ここからが問題なのです。。

吹きさらしの根石岳山荘付近は
風がかなり強く。。
歩いていると足を取られます。

こんななので、
裸眼で歩いていては眼球が凍る
可能性もあり危険。
鼻毛はすでに凍っております。


まずは山荘の屋根下で風を避け、
とりあえずエネルギー補給。



マイナス15度のクリフバーは
カッチカチ。。
歯が折れるかと思いましたが食らう。

そして、大失敗。
ゴーグルを忘れてしまっており、
サングラスをかけてみましたが、
自分から発せられる水蒸気で
すぐにグラスが凍りつき、
ただでさえガスで視界不良の中、
前がほとんど見えない状況に。。。


根石岳まで行ってみようと、歩き出すが、ここから先の進退の判断は
私に委ねると言われ、即決。

これ以上はもう
危ないです。

ここでやめます。


天狗岳どころか、根石岳にも到着していませんが、ここで無理をしてしまって
何かしら事故になってしまう事だけは
避けたい。

私が決めていいのなら、
敗退という選択肢を選びます。

正直なところ、ゴーグルを持っていたならもう少し行けた気もするのですが、視界不良に加え、あの強風では、
どちらにしろ危険な事には変わらなかったはず。

冬山の敗退はよくある事だよ、という
セリフを頭の中で繰り返しながら、
無事に帰る事だけを考えて
引き返した。



さっきまで居た辺りを振り返ってみるが、あまりいい予感はしません。。


樹林帯に戻ると風は穏やか。
ホッとしたところで、やっと笑顔。




箕冠山でアイゼンを外し、
あとはスラスラ下るのみ。
せっかくなので、オーレン小屋まで
直接下るルートから。


夏沢鉱泉のスタッフさんが、
前日にトレースをつけてくれていたので
楽チンでした。

オーレン小屋からの沢沿いの道はまた
趣があり、良い道です。。



ちょっと埋まって遊んだり。





下山11時55分。


お風呂を使わせてもらい、
パンとコーヒーで簡単に腹ごしらえ。

ストーブの暖かさがありがたいです。


送りの雪上車の時間まで、
パッキングなどをしながら
有意義に過ごし、
いよいよ八ヶ岳とお別れの時間。。



うう、また来るからね。
天狗、一勝二敗ですから。。
西天狗に至ってはまだ踏んでませんから。
ここまできたら、意地でも冬に
こだわるからー!



さて、下界はこんなにいい天気ですが、
上の方はまだ荒れ模様のようです。


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プロフィール

りこ

  • Author:りこ
  • 12月24日生 山羊座のO型 高知県四万十市出身
    趣味の登山の話や日々考えた事やあった事なんかを、等身大で書き留めていく感じでやっていきたいと思います。
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